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Soul Surfing
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夕方まで、とことんのんびり過ごした土曜日。

『裏切りのサーカス』観に夜の新宿へ。ゆっくり身支度してたら微妙に間に合わなそうで、ならばと行き先変更『MIB3』と思ったら満席。。。で、第三候補の『ソウル・サーファー』へ。こちらも予告編始まってる時間だったから、チケット班とポップコーン班に分かれて(←大げさ)、劇場へ滑り込み。

サメに襲われ左腕を失っても、不屈の精神でプロサーファーになったベサニー・ハミルトンの伝記映画。
全編通して嫌な人間のいっさい出てこない、どこまでも真っ直ぐな娯楽作品でした。この映画に文句つけられる人は終わってます。ま、僕は基本的にはどんな映画も楽しいんですけどね。



もともとこの日は、鎌倉行くかぁ?なんて話してたこともあって、スクリーンでハワイの海を見ることができてめちゃくちゃ和む。しかもスポーツする女性が大好きな自分は、サーフコンテストのシーンだけでも延々と見てられるから大満足。特に、ライバルのマリーナがソーキュート。
そんな細かいことも楽しめて、潔くまっすぐ前向きな映画だからすっきり爽快でした。
あ、一瞬だけ、ベサニーがサメに襲われるシーンは、わかってはいてもショッキングで、大してショック描写があるわけではないけれど、他のシーンが比較的のどかなせいで、そのコントラストがけっこう衝撃です。ガラにもなく心臓がバクバクしてしまいました。。。



最後のほうで、この映画の主題のひとつを、サーフィンを人生に準えたベサニーのモノローグがストレートにメッセージしていたけれど、これにはサーフィンやらない自分も思い切り納得。



いま自分が乗ってる波を楽しんで、終わりがきたらまた新しい波に乗ってやろう。

もし、波に乗れなくても、波から落っこちても、焦らずに諦めずに自分を信じて、もう一度パドリング。
必ずビッグウェーブはくる。
そう、それも何度でも。



写真は、愛用の一品。
いつだって海を、七里ケ浜を思い出させてくれる、ガラスアーティスト・ヨーナスさんの作品。



『Soul Surfing』 / Fatboy Slim
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by clyde_8 | 2012-06-12 17:40 | 映画/お芝居
Secret Garden
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ナイロン100℃前回公演『ノーアート・ノーライフ』には、お仕事のご縁でお邪魔したり(といってもちゃんと自腹です)、そのせいか同じ回の客席にマイヒーロー・甲本ヒロトがいて、トイレでも連れション状態になったりと(もちろん勝手にですが。。。)、再演ということもあって、恋する少女のようにそわそわと気もそぞろだったので、なんとなく久しぶりにナイロンをしっかり観た気がする38th session『百年の秘密』。



庭に立つ、すべてを知っている楡の木と、その館の住人とそのまわりの人物を、二人の女性を軸に数世代に渡って描くクロニクル。



舞台設定は外国、登場人物も外国人なので、いわゆる“赤毛もの”の風情ではあるけれど、丹念に描き込まれ、緻密に、時にダイナミックに演出され演じられた日常のスケッチの積み重ねは、何気ないゆがみ、ひずみ、少しずつ決定的に狂っていくいくつもの人生を表出させ、「さすが。。。面白い」と唸るしかない数時間。

ケラさん自身は、今回のお話について、「今回のお話と構造としては似ている『わが闇』はある意味ハートウォーミングな形で終わったが、〜〜〜“ハッピーエンドではない最後”というものを考える〜〜〜アンハッピーなラストだけでその人の人生を判断していいのか」というようなことを言っていて、自分はなるほどなぁと思いつつも、『わが闇』を観た時は非常に重く捉えたのだけれど、今回の『百年の秘密』を観終わった時に感じたことは、救いが“しっかりと”ある良いお話だったなぁと、どちらかというと温かく軽やかな気持ちになっていました。

不思議なもんですね。

精神状態や誰と観るかによって捉え方にかなりの幅があるのがナイロン100℃の大きな魅力のひとつです。それが、演出家の意図するところとずれていても、それはそれで面白い。
けっこう丁寧に収録されたDVDを公演ごとにリリースしているので、興味のある方は過去公演もぜひ。



こだわりのパンフがナイロン100℃のもうひとつの大きな魅力なので、やっぱり劇場に足を運ぶのがおすすめですけども。



『Secret Garden』 / Madonna
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by clyde_8 | 2012-06-04 19:47 | 映画/お芝居
Horror Epics
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私的2010年トップ5のうちの一本にルーベン・フライシャー監督のデビュー作、『ゾンビランド』というオーバー30のための最高の青春ゾンビ映画があったんですが、昔から映画の世界では、ゾンビものやホラー映画を監督してデビューする素晴らしい才能ってのがたくさんいて、ジェームズ・キャメロンやサム・ライミなんか代表的なところだし、なんか気になるんですよね、ホラー映画。

そんなわけで、ついつい観に行ってしまったゾンビもの、『ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春』。ビアス兄弟のデビュ作ー。実は、「死霊のはらわた」のSFX アーティストが父親という、ゾンビ映画界のエリート。
『ゾンビランド』と同じく面白いらしいというcamoからの情報と、俺たちのシアターNでかかるということは、あまり間違うことはないだろうと最終日に滑り込み。
この作品、『ゾンビランド』よりももっとばっちり青春ゾンビ映画でした。ゾンビのほうが主人公で、人間が悪者(でもないか?)だから。
半分ゾンビ、半分人間の主人公(お約束のオタク系)が、別れてしまった恋人に渡しそこねて
いた婚約指輪を渡すために、半分ゾンビ、半分人間ということで意気投合したバディとともに旅に出る、というこの時点でもう笑えるお話。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をはじめとする“わかってる”コネタやブラックジョークがちりばめられていて、しっかり笑える良作でした。。。と思っていたら、、涙が。。何この映画、、感動する。かなり真っ当な青春ロードムービーで、やたら爽やかな気持ちになる良い映画でした。
Tシャツ売り切れていたのが残念。



それからもう一本。古くは『食人族』、『ブレア・ウィッチ〜』から、『パラノーマル〜』、『フォース・カインド』まで、モキュメンタリーがけっこう好物(『REC/レック』のような傑作にも出会えるし)なので、予告がコワ過ぎるというありふれた餌にわりと簡単に食い付き、ホラー映画はわりとニガテなマリエッタにつきあってもらい『グレイヴ・エンカウンターズ』を観てきました。
映画館向かう前に、オフィスで何回か予告編観ながら「コワい!コワい!」とはしゃいでしまったので、ある程度耐性ができていたけれど、それでもちゃんとコワいシーンがいくつもあって、映画館で観るのがおすすめです。これはたぶんテレビでも観てもコワくないだろーなぁ、と思ったし。
映画としても、劇中でTV番組の“ヤラセ”の構造を明かすことで、モキュメンタリー映画としての自己批評や観客の意識の拡散を狙っていたり(ってこれはただの深読みです)、定点カメラや床に落としたカメラの映像を多めに使って、画面ブレの気持ち悪さを極力抑えるという、定石通りの工夫もソツなくこなしていて、ちゃんと映画を撮ろうとしている感じが潔くて、映画の日に観に行くにはぴったりです(←結局、ちょっと安いならいいよ、という褒めてるのかなんだかわからない)。
監督・脚本・編集、ザ・ヴィシャス・ブラザーズとエンドロールで出ていたので、兄弟なのかな?ザ・ヴィシャス・ブラザーズという芸名のような名前の兄弟監督(たぶん)のデビュー作。
エンドロールといえば、けっこう普通にすべてのキャスト、エキストラに至るまで役者名がしっかり出ていたのにも潔さを感じました。モキュメンタリーとしては、それがいいことかどうかはよくわからないんですが、「はい、今観たドキュメンタリー映画はうそ!全部ウソですよー」っていう清々しさ。



新しい才能のデビューは、それだけで楽しいですね。



ところで、TOHOシネマズで今かかってる予告編でものすごく面白そうなのがあったんですが、、、忘れちゃいました。なんかSF大戦系だったような気が。。。
あと、『ネイビーシールズ』!楽しみ。



『Horror Epics』 / The Exploited
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by clyde_8 | 2012-06-02 21:19 | 映画/お芝居