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Sailing
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原宿の某オフィス、午前中のプレゼンにて。
そろそろ話もまとまった頃、担当女史の一人がぽろりと、昨日サッカー観ましたか?

もちろんですよ。

どうでした?と何とも大雑把な問いかけ。隣に控えるもう一人の担当女史を指し、この人はまったく観てないんですよ、日本でやった時も観なかったぐらいですから。
うーん、どうでした?と聞かれてもなぁ、と思いつつもついつい本音を言ってしまう。

がっかりしました。

えー!?私は感動しましたよー。泣いちゃいましたよ。と興奮気味に語るその顔には、なんとなく爽やかな達成感というか充足感のようなもの。

そうかー、やっぱりいろんな見方があるんだなぁ。
自分はパラグアイに勝てると思っていたから、根拠はないけれど1点差で勝つと思っていたから、もの凄く残念で、試合が終わった時にとっても脱力してしまったんです。勝ってたら泣いてたかもなぁ。

ま、感動する気持ちもよくわかるし、松井が好きな気持ちは非常によくわかるし、長友?それどの人ですか?という感じもなんとなくわからないでもない。そんなようなことを三人で楽しくお話して、ではまた、と帰ってきたわけです。
ちなみに、もうひとりのいっさい試合を観ていないほうの女性は、なんで観ないかというと、普段から興味を持っていない自分がお祭りムードに乗ってみても、なんかそれは違う気がするし、実際それほど喜んだり悔しがったりできるとは思えない、それに、ボールが行ったり来たりしている間、どうしてればいいのかがまったくわからない、ということだそうです。(うん、これはこれでなるほど!なんて筋の通った人なんだろうと感心した次第です)



その後、次の打ち合わせまでの小休止、ふと思い出した自分の携帯の中にある一枚の写真。
パラグアイ戦の数時間前に打ち合わせ場所のロビーにあった七夕の短冊。
願い事は“ワールドカップ出場”。
たぶんこれ、サッカー少年が将来の夢を書いたか、“ワールドカップ優勝”と書きたかったんだけれど、“ワールドカップ出場”って間違っちゃった、という短冊なんだろうなぁと、微笑ましいなぁとなんとなく携帯で撮ってみた一枚。

でもいま見るとこれ、僕には2014年ブラジル大会出場を願う一枚に思える。
多くのサッカーファンと同じように、岡田ジャパンには非常に複雑な思いを抱いていたので、大方の予想を覆すベスト16という結果を手放しで喜び、ごめんね岡ちゃんありがとうニッポンなんていう気分にはなれないけど、ベスト4が目標やったはずやのう?キーマン本田にいたっては優勝を目指してたんちゃうんか。それがベスト16止まりって、半端この上ないわ!なんてふうに、ハードコアな代表サポーターになれるわけでもない。
日常生活に支障をきたさない程度の、週末にフットサル仲間と日本の戦いを少し振り返ってボール蹴れば塞がる程度の穴が心の隅っこにあいただけ。
そんなほんの少し弱った心に一筋の光をさしてくれた短冊。

まだ次の船長が誰になるか決まっていない日本代表、思いきり気の早い話だけれど、希望に満ちた4年間の航海へ、新たな旅立ちはきっともう始まっている。
そんなことを思う昼下がり。



それはそうと、長谷部。
ジョホールバルのヒデを思い出させる試合後のコメント、Jリーグ観に行って盛り上げてほしい(というような感じ)なんて、素敵過ぎるよキャプテン!
長谷部のコメントと、松井の男気と、アエド・バルデスの浪花節(かどうかはわからないけれど、駆け寄ったのは確かだ)に涙した自分。(←結局泣いてたんやんけ!)

さあ、すぐにJリーグ再開だ。
さっそく大黒祭じゃいッ!



『Sailing』 / Rod Stewart
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by clyde_8 | 2010-06-30 12:59 | FC東京/サッカー/フットサル