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今日はなんだか
ボスが撮影ディレクション関係の参考にと、雑誌を2冊貸してくれました。

難し過ぎるよッ!プロジェクトがでかすぎて!!!

けど、楽しい。
今日はなんだかおシゴトモードです、頭が。
でも、あまりやることはなかったりするんですけどね。待ち時間が長い。



とりあえず昨日からのレイアウト作業を第一段階フィニッシュ。
デザインやレイアウトの作業時間は実質5時間ぐらいなのに、5日間かけてやっと完成。僕の場合そういうことがよくあります(違う環境だと許されないことのような気もしますね)。
今回も、ある程度1人で任されたのをいいことに、たっぷりじっくり時間かけちゃいました。とても小さな印刷物なのに。

なかなか良い出来です。

自分のいる業界の場合、デザインの質と効果が比例しないこともままある。
効果がないのはデザインが駄目だからと言い換えられる、という単純な話でもないし。

だから、「上手くなったね」の一言で救われるというのは本質的には間違ってるんですが、それでも、嬉しくなるのはしょうがない。
それに、僕の場合はいろんな人が望むその中間地点を探るというのがけっこう好きなので、人の評価はすごく重要。

そんなわけだから、自分の色とか個性というものはあまり出せてないのかもしれないけれど(出そうにも、そんなものそもそも持ってないという可能性については無視)。

ま、個性は知らないうちにでてることを信じて(というかね、バランスをとる、というのが個性なの!)。



さて、もうひとつのおシゴトの進行が遅れ気味なのが気になります。。。
こっちはかなり多くの人が関わるおシゴトなので、コントロールするのはなかなか難しいところだろうけどね(責任が少ないポジションだからって他人事)。

とりあえずは明後日撮影があります。
映画の宣伝広告のおシゴトで、映画自体は制作発表も終わってるし、本編もほぼ完成してて、僕でも仮編集したものを観れるぐらいにはオープンになってきてるから、たぶん誰のどの映画とか誰と誰を撮影するんですとか言っちゃってもいいんだろうけど、芸能界のコワい話を聞いたのでやめときます(意外と慎重な僕)。

映画自体は思い入れと女優さんの頑張りのせいで、僕が客観視できてないですから、ここでオススメです!とかぜひ劇場へ!なんて言ってもダメですね。

でも、ぜひ劇場へ!

僕が作ったものもいろいろあるはずですから。

って、何の映画か言わないとわかんないですね。
もう少ししたらここで書きます、たぶん。
主演の名前書いちゃうと見知らぬとこからの反響が凄そうだから役者名は書かないと思う。。。



『今日はなんだか』 / SUGAR BABE
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by clyde_8 | 2006-01-31 19:15 | お仕事
Modal Soul
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今日は夕方ぐらいからエンジンがかかりだし(遅いッ)、大きく大きく捏ね上げてざくざくと形を掘りおこし(昔はここが好きだったんだけど、今はあまり楽しくない)、やっと細部を削り取る段階。
ここ数年は、この細部を削り取り無駄な塵みたいなものを吹き飛ばし調和を作り上げる過程が一番楽しい。
ただ、もともとそういう作業は得意じゃなかったし、嫌いだったので、もの凄くレベルが低い(そして時間がかかる)。
低いながらもなんとか形にする。



アイデアや構造、色や意味合いを気にせずに(今日はそこは既にクリアしたことにして)、完璧なフォルム(例えば、美しい書体)を使って削り取っていく。

ネリゴムや鉛筆の匂いに包まれて黙々と、しかも自信満々に描いてた頃や、中途半端に汚い10号館や本気で汚いシルク工房でけっこうイケるな、なんて言いながら野心を形にしてた頃の感覚に、少し近い。

すみませんね。今日は解りづらい話で。
きっとmikanならわかってくれるんじゃないかな。



最高の形はもともとあって、それを掘り起こしていく時。
僕の恩師のひとりはそういう時にはツェッペリンとかを聴きながらガーッと叩きつけろ、と言っていたし、別のひとり(彼は僕のアイドルでもあった)はソニック・ユースやガロン・ドランクを聴くほうがいい、と言っていたけど、今の僕は細かく作り込まれた音楽を聴くことが多いです。そのまんまの理由で。

ま、iPodかけっぱなしなので、気がつくとストロークスがギュワギュワやってたりするんですけどね。
ところでジュリアン・カサブランカスって素敵な名前ですよね。特に、最後の“ス”がないほうがいいんじゃない?と感じさせるあたりがセクシー。

うーん。。。無駄に見えて実は重要なエレメントか、奥が深いな。
なんて。



『Modal Soul』 / NUJABES
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by clyde_8 | 2006-01-31 00:20 | お仕事
The Zephyr Song
Z-BOYSのスケーティングが頭を離れず、『DOGTOWN & Z-BOYS』を繰り返し観てます。
カッコいい。

足が筋肉痛でだるい。

残念ながら、スケートボードに乗ったからではないけれど。

久しぶりのフットサル。
僕個人としてはFC Panasonyでは今年初。
サリアの初蹴りに参加してから3週間以上間があいてたので不安だったけど、最低限の動きはできました。
今年の目標はユーティリティプレイヤー。
でもとりあえずはシュートを決めることから。
まだボールが足に付かないけれど、ゴール前だけはバッチリでした。

FC Panasonyにもフォトグラファー欲しいなぁ。

あ、1人いますね。Fさん。。。
一回カメラ持って来てくれたのにあんま撮ってなかったなぁ。

いつかメンバーを撮ってみたい。
こんなふうに。

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『The Zephyr Song』 / Red Hot Chili Peppers
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by clyde_8 | 2006-01-28 23:33 | 映画/お芝居
Do What You Want
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僕はスケーターではないんですが、子供の頃スケートボードを3台持ってました。
どれも数千円の安物だったけど、小学生だった僕にとってはプッシュやターンで前に進んで楽しむだけだったからフェイクなボードでも充分だったんです。
その当時僕の住んでたところでは一部の子供たちの間でスケートボードがブームで、誰が速いかという競争をして遊んでました。
その中にかなり歳の離れた(5歳以上離れてたと思う)ボス的存在の人がいたんですが、その人はもの凄い速かった。ボスといっても僕ら小学生と一緒に遊ぶことはほとんどなく、たまに姿を現しては自分のボードに僕らを順番に乗せてくれたりしてただけですけどね。
その人のボードだけが本格的で、デッキ、トラック、ウィール、ベアリングを組み立ててるところを何度か見かけたことがあって、小学生の僕らはそれを見てびっくり(スケートボードというのは完成品を買うものだと思ってた)。

“ス、スケボーを作ってる……”と。
しかも、値段を聞いてびっくり。
“タイヤだけでオレのスケボーより高い……”

結局その人が本気で滑ってるところは見れなかったし(実は名前すら知らなかった!)、通りから見える彼の部屋の窓からのぞくダース・ベイダーと半魚人のマスクを生で見せてもらうこともないままだったけど(いつか見せてくれるって言ってたのに!)、僕は彼に影響を受けたことがふたつある。

それは、スケーターでもないのに僕は結局二十歳ぐらいまでVISIONとかAIRWALKとかVANSを履いてたことと(VANSは今でも好きヨ)、あともうひとつはステイシー・ペラルタが好きなこと。
(『ライディング・ジャイアンツ』の監督です)

『DOGTOWN & Z-BOYS』は劇場に行けなくて悔しい思いをしたから、ステイシー・ペラルタが脚本を担当している『ロード・オブ・ドッグタウン』は絶対に劇場に行きたかったんです。
やっと観た。

で、危うく泣きそうになった。

シネマライズでは今日までしかやってないので、あまり積極的にお勧めするのもどうかと思いますが、青春映画、ユースカルチャー、スケートボード、リバー・フェニックスあたりのコトバのうち、どれかひとつでも引っ掛かる人は今日の予定をキャンセルして観に行ったほうがいいよ。
引っ掛からない人は、、、、、どうだろう???
知らん。
というか、どれかひとつには引っ掛かるだろう!



死の影、疎外感、友情、恋、野望、成功、挫折、再会、再びの旅立ち、なんていう青春映画としての魅力はたっぷりだし、スタイルや音楽、躍動感溢れるスケートボードシーン、そういう点も魅力的。
だいたいね、あんなにがんがんスケートボード見せつけられたら引き込まれるって。
それで、最後のシーンは物語としても絵的にも美しいから感動するに決まってるって。

自分のことを少し考え直すきっかけになりました。
お世話になってるフットサルチームJeanMoni。のとうちびさんがいつだったかどこだったかで(要するに憶えてない)言ってた言葉。“青春の回数は本人次第! いまも何度目かの青春だ!”
僕も同感です。青春は短いけど何回も来ますね。

そんなわけで上映中は、青春映画大好物、スケートボードビデオ好物の僕にとって至福の時だったわけですが、どうも胸騒ぎというか、胸が締め付けられる感じがして、なんだろう?なんだろう?と思ってたんですが、途中でふと気付いた。
エミール・ハーシュ……リバーそっくりだよ。。。

『エクスプロラーズ』、『スタンド・バイ・ミー』、『ジミー/さよならのキスもしてくれない』、『リトル・ニキータ』、『旅立ちの時』、『マイ・プライベート・アイダホ』、『恋のドッグファイト』、『愛と呼ばれるもの』、冒険、死への恐怖、恋、自分のやりたいことやなりたいもの、僕にとって青春映画といえばリバー・フェニックスだったから、リバーにそっくりな眼差しのエミール・ハーシュが画面に映る度に切なくなってしまいました。



そんなこんなで『ロード・オブ・ドッグタウン』、全体を通して個人的な思い入れのせいでかなりセンチメンタルに感じてしまってます。
けど、Z-BOYSのドキュメンタリー、『DOGTOWN & Z-BOYS』は文句なしに必見ですから。
あわせてどうぞ。



あ、ところで、最近気になる予告編。
それはもちろん『変態村』です。
これは一緒に観に行く人を選びそうな映画だなぁ。
我こそは変態、もしくは大丈夫(何が!?)という方、ぜひご一緒しましょう。



『Do What You Want』 / Bad Religion
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by clyde_8 | 2006-01-27 17:05 | 映画/お芝居
街に棲む音
王子お目覚め続報。小沢健二、新譜のタイトルが、

『毎日の環境学 : Ecology Of Everyday Life』

になるようです。


収録曲はなかなかに趣のあるタイトルばかりです。

1 『The River あの川』

2 『Voices From Wilderness 未墾の地よりの声』

3 『Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学』

4 『Jetset Junta 空飛ぶ政府』

5 『The Sea(I Can Hear Her Breathing) あの海(彼女の息吹が聞こえる)』

6 『Sol Le Pido A Dios 祈ることは』

7 『Shadow Work 影にある仕事』

8 『Sleepers Awake / Mathrimba 眠れる人、目覚めよ / マトゥリンバ』

タワレコHMVに載ってました(というかもうすでにいろんなとこにでてますね)。

曲名からすると、密かに、しかも勝手に期待していたブレイクビーツものじゃないみたいです。。。
ま、楽しみであることには変わりないんですけども。



『ある光』 / 小沢健二
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by clyde_8 | 2006-01-26 18:41 | 音楽
Some Might Say
FC東京、2006年シーズン、チームスローガン決定が決定したようです。

O u s a d i a 〜信頼・勇気・挑戦〜

“お互いを信頼して勇気をもって挑戦していく”という気持ちを表現。
“ousadia”というのはポルトガル語で“大胆不敵”という意味だそうで、中途半端に“ネラってる”感のあった去年の(『攻めて取る。攻めて獲る。』結局何を穫ったのだろうか、、、というのはさておき)よりスマートで好きです。

新しい指揮官はなんとなく希望の持てる面構えと経歴の持ち主だけど、選手補強に関しては全然最高じゃない(ガンバが加地を穫ったように、中堅どころのスタメンクラスを1人か2人は穫るだろうと思ってた。ルーキー徳永とベテラン川口がそれにあたるのかな???)新シーズン。
でも結局僕らは信頼して勇気をもって挑戦していくんだけれど。

それに考えようによっちゃあ、ササは去年試運転を済ませてエンジンの暖まった(それもW杯に向けて気持ちの入ってる!)パラグアイ代表FWという見方をすれば、Jでは屈指のストライカーだし、いつかは(それはもしかしたら今年かもしれない!)ほとんどすべての面で加地を凌駕するであろう徳永は今年のJのルーキーの中では一番の目玉だし、磐田経由の選手はだいたい東京に大きなものをもたらしてくれてるので、川口にはいろいろ期待しちゃってもいいだろうし、シーズン序盤で戻ってくるはずのナオはチームが中弛みする前の刺激となってくれるだろうし、なんて、良い話ばかりじゃないか!!!!!!!!!!!!

実は新フィジコ、クリスチアーノがチーム躍進の鍵を握っていたりして。今年は怪我人皆無!サテライトもトップチームばりのコンディション!なんつって。

Some might say we will find a brighter day.........

というわけで、新シーズン始動です。

Vamos! TOKYO!



『Some Might Say』 / OASIS
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by clyde_8 | 2006-01-23 18:00 | FC東京/サッカー/フットサル
You Really Got Me
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映画って、確実に嫌いなタイプのもの(僕の場合は“動物もの”があまり好きじゃない。動物は好きです)以外は、そんなに面白くないだろうな、なんてわかっていてもとりあえず観てしまいます。それで、ちょっとでも良かったなって思えるところがあると、観てよかったなーなんて思ったりする。
好きな役者の演技でも音楽でも綺麗な女優でもカメラワークでも、何でもいいけど良いなーって思えればそれでいい。

例えば、タイトルバックなんかは映画の魅力のひとつだと思うので、良いタイトルバックだと、それだけでけっこう楽しくなってしまうし。
それに、映画のタイトルバックってだいたい良かったりしませんか?ある程度。というか僕、タイトルバックはわりと何観ても面白く感じます。
あんまり奇をてらってないシンプルなタイトルバックでもけっこう楽しい。
大学受験では映像専攻科も受けた(もちろんそれなりの自信とともに。ということはそれなりのこだわりがある)ぐらいなのに、どうやら僕が楽しく感じる映像のハードルは低いようです。

でもね、実際のところ、映画を観てると良い本編に出会うより良いタイトルバックに出会うことのほうが多いですよ。

最近DVDで観た『ホステージ』なんかもそう。
この映画のタイトルバックは昔のグラフィック・デザイン(あのね、作品集はよく見かけるんですよ、東欧系の人の。あぁ、名前がわからない。。。)あたりからインスパイアされたと見受けられる力強い色面とその立体感がとってもカッコよかった。このタイトルバックを観るだけでもこの映画の価値はある、なんて思いました。興味のある方はぜひ。シンプルなアイデアでとてもインパクトある画面作りをしていたので、グラフィック・デザインとしても参考になります(ま、もとがグラフィック・デザインだったとしたら当たり前なんですけどね)。



そんなわけで、お仕事する時の刺激にもなるから、タイトルバックの作家さんの感性ってとっても好きで、ソウル・バス(『サイコ』が有名ですね。というか、もともとグラフィック・デザイナーです)からランディ・ボールスマイヤー(『ナイト・オン・ザ・プラネット』とか)まで、好きな作家さんだらけなんです。
そして、そんな数多くいる作家さんの中でも、やっぱりカイル・クーパーが大好きです(というかImaginary Forces)。

あまりにも有名な『セブン』(エンドロールが上から下に動くだけであんなに衝撃を感じるなんて!)をはじめ多くの映画でタイトルバックをデザインし、ゲームでは『メタルギアソリッド』シリーズ、CMも様々な業種のものを手がけているので、知ってる人も多いと思うけれど、一時代を築いたうえに今でもトップ・ランナーの感があるカイル・クーパー。その細部へのこだわりと、文字に対する上品な感覚は本当に参考になります。

それからカイル・クーパーの作品は、デザインする時にとても重要で、難しいことのひとつ、“明確な意味、目的を持って要素を選ぶということ”についての最高のお手本でもあります。

カイル・クーパーのつくりだすタイトルバックは、ものすごーくミクロな視点で捉えられた要素を積み上げることでイメージを作り、そこに丁寧にデザインされた文字が調和している美しい世界。そして、映画を観終わった後にわかるのは、タイトルバックで使われている膨大な数のイメージの断片(デザインの要素)、そのすべてが物語を象徴するものだということ。

少し回りくどい言い方になってしまったけれど、『セブン』や『ガタカ』のタイトルバックをじっくり観てみるとよくわかります。
『セブン』のタイトルバックで紙の束が見せる綺麗な陰影、剃刀の刃の冷たく美しい質感、削ぎ落とされる皮膚、そんな画面に絡み付くような文字の不穏さや不快さ。
『ガタカ』のタイトルバックでは青い世界の中を重厚な音をたてて角質、爪、体毛が落ちてくる。そして印象的にあしらわれる文字に込められた意味。
映画を観終わった後にしかわからないぐらいの絶妙なさじ加減で、物語の核心に触れるモチーフをデザインの主な要素にしているんです。
意味のあるモチーフで作品をつくること、これは当たり前のようでなかなか難しいことです(少なくとも僕にとっては)。



カイル・クーパーの影響力は『セブン』のタイトルバック以降、似たような雰囲気を持つ作品が多くつくりだされてることからも、その大きさがわかるけれど、同じようなアプローチをしてカイル・クーパーを凌駕する作家はまだいないようです。

カイル・クーパーのデザイン理念とそれを構成していく上でのセンスはとても真似できるものじゃないけれど、理想のひとつとして追い求めていきたいな、なんて思います。同じデザイナーとして小さな嫉妬とともに。
なんて。



と、堅苦しくデザインがどうこうなんて言ってますが、映画観る時には本編以外にもタイトルバックも存分に楽しんでみては?
タイトルバックってカッコいいのや楽しいのが多いですよー、って話。



『You Really Got Me』 / THE KINKS
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by clyde_8 | 2006-01-22 20:14 | 映画/お芝居
おかえりルーカス!
ルー、ササ2トップ。

阿部、戸田、ノリオ、川口、赤嶺、小沢、いつになくFW、アタッカー陣が充実してますね。

ナオ!頑張んないと!!!怪我治したら、キックの練習な!
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by clyde_8 | 2006-01-20 17:24 | FC東京/サッカー/フットサル
Groooooooovin' high!!!!!!!
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初めてジャズと出会ったのは中学生の頃。

母親がやってたスナック(2005年で営業終了)の常連に音楽好きのおっさんがいて、ちょうどその頃、古いレコードプレーヤーを引っ張りだしてきて針を落とす快感に目覚めてた僕は何でもいいからレコードが欲しくて(当時の僕はCDショップはどこにあるかわかるけど、レコードはどこで売ってるのかよくわからなかった。。。というか絶滅してるものだと思ってた)、そのおっさんに聴かなくなったレコードちょうだい、とおねだりしてみた。

数日後、カウンターで洗い物していた僕の目の前に、どっさりとレコードが詰まった箱を置いておっさんはこう言った。
「あげることはでけへん。貸したる。好きなだけ聴いてみい」
濡れた手を拭きながら箱を覗く僕、「うわっ、めっちゃいっぱいありますやん」(なんやねん、くれへんのかい。と心の中で呟きながら)
その時、箱の中から一番最初に取り出したレコードがジミー・スミスの『ザ・キャット』だった。箱の中には30歳になった僕がいまでも愛聴しているチェット・ベイカーの『チェット・ベイカー・シングス』
もあった。
そのおっさんの顔は全く憶えてないけれど、僕がいまだに憧れ続ける“おっさんにカッコいい世界を教えてもらって、のめり込んでいく”ということを初めて感じたのがその時だった。

ただ、その時のおっさんの意図とは多分ずれただろうなと思うことは、ロックとヒップホップが好きだった中学生の僕がジャズを体系的に聴くなんてことはなく、どちらかというとロックミュージックなんかと同列に捉えていた感じがする。それはきっと、チェット・ベイカーのクールで不良な佇まいがロックンローラーに見えたからというのが大きな理由、かもしれない(耳で判断したというよりビジュアルでそう感じたというところがいかにも中学生らしい。。。)。

あれから十数年、大型レコード店に行ってもジャズのフロアに行く頻度はあまり多くはないけれど、それでも週に何回か聴くぐらいには好きで、そんな僕にとって一番気持ちいいのは今のところビ・バップのようです(なんと!このブログのタイトル『流星ビバップ Ver.青赤』の由来のひとつでもある!)。

ディジー・ガレスピーを聴くと、身体がノるんです。
足でリズムを刻み、腰あたりが揺れる感じ。

ビッグ・バンドの演奏に飽きてしまったミュージシャン達がハーレムのジャズクラブに集い、自分たちのために自分たちが気持ちいいと感じる演奏を繰り広げた、そんな背景を持つところもビ・バップが好きな理由です。

ジャズが踊るための音楽から聴くための音楽へと、その芸術的価値を高めるきっかけとなったとも言われるビ・バップですが、どうやらビ・バップでも踊れると感じる僕はあまり理解してないのかもしれませんけどね。。。



ま、いいじゃない。
楽しいんだから。



『Groovin’n High』 / Dizzy Gillespie
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by clyde_8 | 2006-01-17 14:58 | 音楽
夕方 have it
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あらあら、お若いのになんて古くさくて素晴しいセンスをお持ちなんでしょう。

BaseBallBearというバンド、ハタチやそこらの若い4人組。

僕とは10歳違うわけですね。なのになんでこんなにしっくりくるんでしょう。とっても好きですこう言うギターの音、ベース、ドラム。歌声も。

なんかあれだろそのギターリフは!?なんてね。まあ、あまり野暮なことは言わないようにしますけどね、何となく古いんですよ、メロディーとかも。
いや、もしかしてオレが新しいのにしっかりついてってるってこと!?とか言ってみたり。

でも、『Crazy For Youの季節』とか『ラビリンスへのタイミング』とか『極彩色イマジネーション』とか『彼氏彼女の関係』とか『Yume Is Vision』とか『夕方ジェネレーション』なんて曲のタイトルは古くささがカッコいいと思うんだけどなあ。やっぱりこのバンドのセンスはちょっと古いと思うんですけど、どうでしょう(古い、古いとこれだけ言っといてあれですが、褒めてます一応)。

さて、そんなBaseBallBear、4月にメジャーデビューするみたいですが、その前に5000枚限定でベストアルバム『バンドBについて』が発売されてます。1000円デス。
安ッ!!

ギター・ロック好きは、おシゴト帰りにぶらりユー・ガッタ・ハヴ・イット。



あ、そう言えば、BaseBallBearのベースの関根志織サンは『リンダ リンダ リンダ』に出てましたね。。。って観てませんけど。



『Crazy For Youの季節』 / BaseBallBear
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by clyde_8 | 2006-01-17 13:56 | 音楽