2012年 06月 02日 ( 1 )
Horror Epics
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私的2010年トップ5のうちの一本にルーベン・フライシャー監督のデビュー作、『ゾンビランド』というオーバー30のための最高の青春ゾンビ映画があったんですが、昔から映画の世界では、ゾンビものやホラー映画を監督してデビューする素晴らしい才能ってのがたくさんいて、ジェームズ・キャメロンやサム・ライミなんか代表的なところだし、なんか気になるんですよね、ホラー映画。

そんなわけで、ついつい観に行ってしまったゾンビもの、『ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春』。ビアス兄弟のデビュ作ー。実は、「死霊のはらわた」のSFX アーティストが父親という、ゾンビ映画界のエリート。
『ゾンビランド』と同じく面白いらしいというcamoからの情報と、俺たちのシアターNでかかるということは、あまり間違うことはないだろうと最終日に滑り込み。
この作品、『ゾンビランド』よりももっとばっちり青春ゾンビ映画でした。ゾンビのほうが主人公で、人間が悪者(でもないか?)だから。
半分ゾンビ、半分人間の主人公(お約束のオタク系)が、別れてしまった恋人に渡しそこねて
いた婚約指輪を渡すために、半分ゾンビ、半分人間ということで意気投合したバディとともに旅に出る、というこの時点でもう笑えるお話。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をはじめとする“わかってる”コネタやブラックジョークがちりばめられていて、しっかり笑える良作でした。。。と思っていたら、、涙が。。何この映画、、感動する。かなり真っ当な青春ロードムービーで、やたら爽やかな気持ちになる良い映画でした。
Tシャツ売り切れていたのが残念。



それからもう一本。古くは『食人族』、『ブレア・ウィッチ〜』から、『パラノーマル〜』、『フォース・カインド』まで、モキュメンタリーがけっこう好物(『REC/レック』のような傑作にも出会えるし)なので、予告がコワ過ぎるというありふれた餌にわりと簡単に食い付き、ホラー映画はわりとニガテなマリエッタにつきあってもらい『グレイヴ・エンカウンターズ』を観てきました。
映画館向かう前に、オフィスで何回か予告編観ながら「コワい!コワい!」とはしゃいでしまったので、ある程度耐性ができていたけれど、それでもちゃんとコワいシーンがいくつもあって、映画館で観るのがおすすめです。これはたぶんテレビでも観てもコワくないだろーなぁ、と思ったし。
映画としても、劇中でTV番組の“ヤラセ”の構造を明かすことで、モキュメンタリー映画としての自己批評や観客の意識の拡散を狙っていたり(ってこれはただの深読みです)、定点カメラや床に落としたカメラの映像を多めに使って、画面ブレの気持ち悪さを極力抑えるという、定石通りの工夫もソツなくこなしていて、ちゃんと映画を撮ろうとしている感じが潔くて、映画の日に観に行くにはぴったりです(←結局、ちょっと安いならいいよ、という褒めてるのかなんだかわからない)。
監督・脚本・編集、ザ・ヴィシャス・ブラザーズとエンドロールで出ていたので、兄弟なのかな?ザ・ヴィシャス・ブラザーズという芸名のような名前の兄弟監督(たぶん)のデビュー作。
エンドロールといえば、けっこう普通にすべてのキャスト、エキストラに至るまで役者名がしっかり出ていたのにも潔さを感じました。モキュメンタリーとしては、それがいいことかどうかはよくわからないんですが、「はい、今観たドキュメンタリー映画はうそ!全部ウソですよー」っていう清々しさ。



新しい才能のデビューは、それだけで楽しいですね。



ところで、TOHOシネマズで今かかってる予告編でものすごく面白そうなのがあったんですが、、、忘れちゃいました。なんかSF大戦系だったような気が。。。
あと、『ネイビーシールズ』!楽しみ。



『Horror Epics』 / The Exploited
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by clyde_8 | 2012-06-02 21:19 | 映画/お芝居