2011年 12月 12日 ( 2 )
Just enjoy the show
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映画を観ないとなんにもアイデアが浮かばない(と思い込んでいる)自分は、激務の合間を縫って無理矢理に映画館に深夜2時とかに行くもんだから、うっかり『カイジ2』なんかを観て、ややげっそりして仕事に戻っていくという、端から見ると謎の行動ともとれる悪癖があるのですが(←そこまで卑下しなくても。。)、それでもやっぱりいい作品に出会うことのほうが多いし、勇気と知恵と閃きと安らぎをもらえるのだから、止められない。

公開後数日なのに650席ほどの劇場に約20人という贅沢な空間で観た『マネーボール』は、勇気と知恵と閃きと安らぎで涙した一本です。

これ全く野球映画ではありません。
良質の会話劇。あくまでもクールに、ドライに展開する丁々発止の会話劇、まさしく“孤高”の戦いを続けるビリー・ビーンの半生を的確に脚色していい具合に作り物にした伝記映画。

この映画、素晴らしい出来映えなのは、アーロン・ソーキン脚色によるところが大きいと思います。あのソーシャル・ネットワークの脚色を手がけたこともそうですが、そもそもこの人、法廷会話劇の傑作戯曲『ア・フュー・グッドメン』の作者にして、映画版の脚色も担当した人なんです。だから会話劇の緊迫感や濃密っぷりは大得意。『マネーボール』でも適度に冷めつつも、登場人物たちの会話の妙で物語をぐいぐい引っ張っていきます。
ま、途中、ドライになりきれずに、娘からのパパへのレンカの佳曲『ショウ』の弾き語りという反則技で強引に泣かせにかかりますが、名シーンなので普通に半泣き。
そしてクライマックス、ある計算に基づいた起用というものを、フィリップ・シーモア・ホフマン扮する頑固監督が試してみた時、それが、スポーツにはままある奇跡と結びつき、号泣。



あと、ブラピがまんまロバート・レッドフォードだ。
なんですが、それ以上に、ライムスター宇多丸氏がザ・シネマハスラーで指摘していたように、会議室に新スタッフを連れて乗り込むシーンではっきりと感じ取れる、ブラピ・ビリー・ビーンのあれ?ちょっとこの人ヘン?コワいけど、でもなんかカッコいいな、という孤高の革命者っぷりが、『ファイトクラブ』のタイラー・ダーデンっぽい。というか、タイラー・ダーデンだ。
みんな大好き、みんなの憧れタイラー・ダーデン。

最近、諸々の事情で孤独感に苛まれることしばしばの自分にとっては、そういう意味でも勇気と閃きをもらえた最高の一本でした。



『The Show』 / Lenka
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by clyde_8 | 2011-12-12 17:52 | 映画/お芝居
A ball New World 撃沈
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Ryo Nishijima & The Attractionsが参加していた、フットボールセレクトショップSFIDA主催の第一回フットボールデザインコンテスト。

最終結果は審査員特別賞止まりでした。。。

どういうわけか、グランプリを穫ると信じて疑わなかったメンバー(というかリーダー)とマネージャーのショックは計り知れず、瞬間的に機能不全に陥るといった精神面の脆さを露呈しつつも(ってそれはリーダーだけでしたが)、ま、楽しくやれたからいっか。次の展開考える前に超多忙期突入の本業に本腰と気合い入れなおしてはやひと月。



あー、忙しかった(まだ忙しいけど)。



ともあれ、投票してくれたみなさん、本当に本当にありがとうございました。
特別賞に選んでいただいたUNITY DESIGN様、ありがとうございました。



『A Whole New World』 / Peabo Bryson & Regina Belle
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by clyde_8 | 2011-12-12 15:05 | 芸術/デザイン/その他