Alive
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やんちゃなおっさんオリバー·ストーンが描く“9.11”。

公開前から賛否両論(僕は結構賛成でした)、公開後は大して評判にならずに、なんとなく劇場でかかっていたという印象の『ワールド·トレード·センター』。

バイオレントかつ社会派かつジャンキーかつ80年代の監督としてそして脚本家としての名作群はすげぇ、でも今はただのハリウッドのやんちゃオヤジというのが、世間一般のオリバー·ストーンのイメージだと思います。

僕もそう思ってます。



そんなオリバー·ストーンの描く“9.11”は、、、なんと!

ものすごく真っ当で、政治的視点や批評性なんて全く無いストレートな人間ドラマだった!!

暴力の誘発や憎しみの連鎖、国家の威信や民族の誇り、そんなものはもうね、ほんとに隅っこのほうに置いちゃって、ただただ、大きな災厄の中で絆を深め勇気を奮い立たせ、日々の暮らしで小さくなってしまっていた愛を取り戻していく人たちを描く。

政治的視点から距離を置くことで見えてくるものがある、きっとそういうことなんだと思います。

『生きてこそ』とかに近いかも。



あのどこからみても複雑でデリケートな“9.11”だからこそ、『ワールド·トレード·センター』のようにシンプルな人間ドラマとして描くというのは、とても意味のある姿勢のひとつような気がしました。

しかも“あの”オリバー·ストーンが。

生きろ、愛を取り戻せ、なんつって。



『Alive』 / Beastie Boys
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by clyde_8 | 2007-01-11 22:00 | 映画/お芝居
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