Unknown
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“シチュエーション”スリラーは設定が命。

魅力的過ぎる設定だけでご飯何杯でもいける『unknown アンノウン』、なかなかオススメですよ。



廃棄工場に閉じ込められ、一時的に記憶を失った5人の男。
最初に目を覚ます男、作業着の男、鼻が折れた男、縛られた男、手錠の男。
彼らの正体は誘拐犯とその人質。
誘拐犯のボスが工場にやって来るのは日没。
5人の男たちはそれぞれの記憶が断片的によみがえってくる中で、自分の立場をはっきりさせようと探り合いを始める。



ねえ、美味しそうでしょう。

実は正直なところ、途中で緊張感が緩んで退屈しちゃうし、傑作!というわけではない『unknown アンノウン』、それでも、やっぱりこの設定は素晴しい!と思うのです。

もともとの脚本は4日間の出来事として描かれていたそうです。
それをサイモン・ブランド監督が自分の描きたい視点をもとにブラッシュアップしていったらしいです。

サイモン・ブランド監督はPV・CM畑から映画監督デビューを果たした人なんですが、彼自身が“ビジュアルにこだわるあまりに、ストーリーをないがしろにしてしまうというミュージック・ビデオ出身者が映画監督となった時に犯しやすいミス”に気をつけたと語っています(で、『レザボア・ドッグス』スタイルのスリラーが生まれたわけです)。

大賛成。

日本の若手監督集めて説教してやってほしいです。



『Unknown』 / RIP SLYME
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by clyde_8 | 2006-11-24 17:18 | 映画/お芝居
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