Precious Diamond Tears
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いつだって、一瞬の輝きを残していなくなってしまうグループはいる。
それこそ星の数ほど。



80年代後半のイギリスに、儚くも眩い光を放ったイースト・ヴィレッジというグループがいました。
ボブ・ディランやザ・バーズを愛する彼らが奏でたのは、そっと両手で包まないと壊れそうな、そんな気がする繊細で切ないメロディ。

“マイナー・コードとの恋”とも称されたイースト・ヴィレッジの美しい旋律は静かに突き刺さり、そのメランコリックな歌声に胸をかきむしられます。

いつ聴いても、“あぁ、こんな季節にぴったりだな”なんて思ってしまう、自分だけの宝物のような音楽。イースト・ヴィレッジの曲には、そういう魅力が溢れているように思います。

長い間廃盤だった彼らのデビューアルバム『ドロップ・アウト』(リリース自体、グループ解散の数年後という切なさ)、今ではシングル曲(アルバム未収録)や未発表曲も収録のデラックス・エディションとして日本盤が発売されています(アートワークも美しい)。

言ってみりゃあ、宝石箱です。



そうそう、マイ・ラブ、ボビー・ギレスピーもイースト・ヴィレッジの大ファンだったそうです。

そういえば、プライマル・スクリームの『ソニック・フラワー・グルーヴ』も80年代後半に輝きを放った美しい旋律を持つアルバムだから、なんだかとっても納得がいきます。

ボビー、僕もイースト・ヴィレッジ好きだよ。



『Precious Diamond Tears』 / East Village
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by clyde_8 | 2006-10-16 19:28 | 音楽
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