Heaven Is In Your Mind
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昔ね、大阪の梅田ロフトの地下にテアトル梅田っていう小さな映画館があったんですよ。(←いや、いまもあるって)

その映画館によく行ってたんですね、僕(ま、映画館にはどこでもよく行ってたけど)。

10年以上前に、ほんの少しの間そこでかかってた『茂みの中の欲望』ってイギリスの映画があって(映画自体は1960年代後半の映画だから、そうとう古い)、サイケデリックな味付けたっぷりのややしょぼい青春映画なんですけど、コレクターな僕らは当然のように観に行ったんですね。

もうね、劇場内はモッズファッションの人ばっかりでしたよ、僕も含め(って実際はよく憶えてないから、そうだったことにしてるんだけど)。
映画はまあ、そこそこ楽しめて、当然のように音楽がいいんですよ。
その頃だったか、その少し後だったかには、サントラも再発されて、普通に手に入ってたんです。

でもいま、『茂みの中の欲望』って観る機会もサントラ聴く機会もあまりないみたいですね、ちょっとびっくり。
サントラCDが1万円近くするっていうのはどうかと思う。。。

『茂みの中の欲望』は若いコの観る映画だし、若いコが聴いて痺れる音楽なのに、お金を積まないとダメだなんて、間違ってますね。

しょうがないなぁ、僕サントラ持ってるからさぁ、欲しいキッズたちは5千円でコピーしてあげるよ。(←死刑)



さて、『茂みの中の欲望』のタイトルテーマ、『Here we go 'round the mulberry bush』(マザー・グースのあれと同名ですね)を演奏しているのがトラフィックというグループ。
天才少年と謳われたスティーヴ・ウィンウッドが結成したブリティッシュ・ロックを代表するバンド(って僕が生まれた時には解散してたけど。。。二十歳ぐらいの時に一回再結成してたなぁ)。

熱で頭がぼーっとする時にはちょうどいいんじゃないだろうかと、さっきからトラフィックのファーストアルバム『Mr. Fantasy』を聴き続けています。

すごく、ちょうどいいです。

サイケデリックロックの超名盤。
音をぐにょぐにょごちょごちょいじくり倒し、メロディを複雑に絡ませて僕の体温を2℃上げてくれます(だから余計に頭がふわふわ)。

このアルバムにはソウル・フラワー・ユニオンが『寝首かかれた酋長』として日本語カバーした曲も入ってるので、聴き比べてみたりするのも楽しいです。



最後に、サイケデリックロックと言われてもピンとこない少年少女のために。

簡単に言うとね、“卵かけご飯”ですよ。

お茶碗に、湯気のたつ白いご飯。
そこに生卵をぽんっと割り落とすでしょう。
それから醤油をね、銘柄はお好きなのをどうぞ、黄身と白身の上にちょろっとたらす。
黄身と白身をお箸で少し混ぜてみる、醤油をたらしながら。

ご飯の上で生卵と醤油が描き出すマーブルの世界。

それがサイケデリックロックです。



もちろん、うそです。
ただ、食べたいだけ。。。



『Heaven Is In Your Mind』 / Traffic
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by clyde_8 | 2006-09-19 18:25 | 音楽
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