Showtime!

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誕生日から数日後、前々から誘ってもらってたダンスミュージカル、マシュー·ボーンの『シザーハンズ』にmayuさんと行ってきました。



実はマシュー·ボーンの『シザーハンズ』については、マイブログでは触れないでおこうと思ってたんです。

だって僕、あれの何がいいのか、どこが面白いのか、どのへんが美しいのかわからなかったんだもの。。。

mayuさんも一幕終わって休憩の時点で「酷い」、と言い切っていたので(僕は噂で聞いていた、客席に雪が降るシーンまでは我慢しようと思ってた)、なかったことにしてしまおうかとも思ったんです。

けど、やっぱチケットがmayuさんからのバースデイ·プレゼントなんだから、その気持ちはしっかりと受け取ろう、ということで、サンキュー!

そして、お返しはもう少し待ちなさい。



さて、『シザーハンズ』といえばティム·バートン。

彼が監督した『スリーピー·ホロウ』までの8本の長編映画はどれも大好き。

中でも大好きなのが、『ビートルジュース』『エド·ウッド』の2作品。



『ビートルジュース』は2作目にして、いよいよバートン印がはっきりくっきり出てきた作品で、ほんのりキッチュなおもちゃ箱的世界感やブラックユーモア、そして、生涯のモチーフになってるであろう、“異形なるもの”の苦悩が描かれる。
音楽を担当したオインゴ·ボインゴのダニー·エルフマンとのコンビも、すでに盤石の域。
ハジけたマイケル·キートンとゴスなウィノナが楽しいドタバタ·ホラー·コメディ。
さらに日本人だけ(いや、関西人だけ??)のお楽しみとして、吹き替え版でビートルジュースの声を担当した西川のりお。
なんで関西弁やねん、しかも(いや、だからか??)下品。



『エド·ウッド』はティム·バートンの映画愛炸裂の美しい映画。
“映画”を描いた映画には美しい名作が多いけど(業界モノのえげつない名作も多いか)、『エド·ウッド』ほどモチーフが最低なのも珍しい。
エド·ウッドという映画監督が撮る映画は本当に最低で、つまんないんだけど、愛と情熱がすごかったんですよね、仲間にも恵まれた。
恵まれなかったのは才能。(←ダメじゃん)
そのエド·ウッドをここまで愛したティム·バートンはやっぱりヘン。。。
温かい眼差しで、“映画”と“映画を愛した史上最低の監督”を描き、最高の映画を撮ったティム·バートン。
真の巨匠になる可能性を秘めたオタク監督の筆頭です。



『バットマン』シリーズに戻ってきてほしいですね。



『Showtime!』 / Danny Elfman
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by clyde_8 | 2006-09-05 12:30 | 映画/お芝居
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