愛してみよう
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音楽ファン(の中でも、よりファナティックな人)ならひっかかるアーティストたちの名前を挙げてみます。

Teenage Fanclub
Jad Fair
Clem Snide
Eels
TV On The Radio
Calvin Johnson
Yeah Yeah Yeah's
Death Cab For Cutie
Beck
Sparklehorse
the Flaming Lips
Mercury Rev
Tom Waits



どうですか?
釣られちゃった?
これはすべて、ダニエル・ジョンストンというアーティストのトリビュート盤に参加している人達です。
みなさん、ただただ、ダニエル・ジョンストンが好きだから、それだけの理由で演奏しています(かどうかは知りませんが、たぶんそうです)。



ダニエル・ジョンストンって人は、“テキサスのブライアン・ウィルソン”なんて言われたり、シド・バレットと並べて語られることもある伝説の(!)シンガー・ソングライター。
ダニエル・ジョンストンもブライアン・ウィルソンやシド・バレットと同じく精神を病み、躁鬱病を抱えている。

ただ、ダニエル・ジョンストンが他の2人と決定的に違うのは、彼が作品を創り続けていること。しかも、そのどれもが温かくてロックンロールしている。

まだ生きているし、作品も発表しているし、画家としても活動しているのに、“伝説の”なんて言われるのにはわけがある。

そんな彼の愛と狂気の半生を追ったドキュメンタリー、『悪魔とダニエル・ジョンストン』がもうすぐ公開されます。

“ダニエル大好き”な人も“え!?誰それ?”な人も、きっと興味深く観ることのできる映画だと思います。
いや、まだ観てないけどさ、、、でもそう思うんだもの(根拠は題材が“ダニエル・ジョンストン”だから)。
公開がライズXってのが腹立つなぁ。。。



今日は、1991年の作品、超名盤『Artistic Vice』を聴きながら出勤しました。
悲しげだったり切なそうだったり、そんな空気もバッチリ流れてるんだけど、やっぱりそのどれもが温かくてロックンロールしている。

つい先日リリースされた待望の新作、『Lost and Found』でも、彼の紡ぐ純粋な歌詞と最高のメロディが堪能できます。
そして、やっぱりそのどれもが温かくてロックンロールしている。

まずはこの2枚からどうぞ。



なんて言ってますが、実はこの他にも名盤揃い。
とりあえず、日本盤で手に入るのは超名盤ばかりです(『Artistic Vice』は輸入盤しかないかも。そのへんはよく知らん)。

曲や詩の素晴しさを堪能するなら、『ダニエル・ジョンストンの歌』もいいですねー。

disc1の豪華メンバーによるカバーでは、それぞれのアーティストの愛情がダニエル・ジョンストンの楽曲を輝かせているし、disc2は原曲がおさめられていて(要はベストアルバムですね)、ダニエル・ジョンストンの声や演奏が味わい深い。
で、何度も何度も言いますが、そのどれもが温かくてロックンロールしている。



I try to get it right, ray down a song

なんとかしたくてぼくは歌を録音する

But there's something wrong with my song

でもぼくの歌はどこか変

And I am going to try to love

でも僕は愛してみようとしてる

And I am going to rise above

そうさぼくは立ち上がるんだ


―――『Try to Love』 / Daniel Johnston




『Try to Love』 / Daniel Johnston
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by clyde_8 | 2006-09-04 11:45 | 音楽
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