Let's Roll!
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『ラブ·アクチュアリー』という映画を観たことありますか?

襟川クロさんが何年か前のベストワンに挙げていて(ま、襟川クロさんが褒めりゃあ何でもいいってわけじゃないけども)、僕も大好きなアンサンブル·ラブ·ストーリーです。
とてもいい映画なんです。

『ラブ·アクチュアリー』のオープニング、ヒースロー空港の到着ホールで親愛の情を持って、愛しい人を出迎え、見送る人々。

そして、こんなエピソードが語られて、映画が始まります。

“9.11で機内にいた犠牲者は、家族や恋人、友人、大切な人に電話をしてこう告げました、「愛してるよ」と”

悲しくて、悔しくて、けれど、とても素敵な導入だと思います。
オール·ユー·ニード·イズ·ラブ。



9.11で、機内から「愛してるよ」と告げて、「さあ、かかれ!」とテロリストに立ち向かった人々を描いた映画、『ユナイテッド93』を観ました。



細かいディテールは創作されてるかもしれないけれど、たぶんかなり忠実に撮られたドキュメンタリーフィルムです。

メロドラマはまったくと言っていいほど語られず、ユナイテッド93の乗客も英雄としてではなく、人間としてそこにいます。
それどころか、テロリストさえも人間として描かれています。

この映画は、よく世間で言われているような、“ユナイテッド93の乗客は、どこかへ突っ込んで多くの犠牲者を出した他の三機のようになるのを阻止するために、テロリストに立ち向かった”というヒロイックなストーリーじゃありません。

“ただ生きるために、死にたくないからユナイテッド93をテロリストから取り戻すために戦った”人達、極限状態の中にいながらも、しっかりと前を向いた人達の記録です。

僕はそう感じました。

とにかく観てください。



ワールド·トレード·センターの屋上は本当に絶景で、僕は夜に登ったことがあるんですが、そこから見るマンハッタンには光りの川が何本も、キラキラ、キラキラと流れていました。
本当に綺麗だった。
僕が夜風に当たりながら、美しさに涙した二年後に、そのビルは多くの犠牲者と共に崩れ落ちたんです。

9.11の数週間後、社会人になってから初めての夏休み、少し遅めの夏休みを僕はバリ島で過ごしました。
クタでは、ラシャがボロボロのビリヤード場で、ルディという名前のバリニーズと勝負。
キューもグニャグニャだったけど楽しかった。
僕がボロ負けした夜から一年後、クタで起こったのが爆弾テロ事件。

僕はこのことについて、自分がどう感じているのかよくわからない。



ユナイテッド93の乗客の中には旅行中の日本人もいました。
彼の名前は久下季哉(くげとしや)さん。
スポーツ観戦とアメリカの音楽や映画が好きな大学生。



『Let's Roll』 / Neil Young
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by clyde_8 | 2006-08-24 18:28 | 映画/お芝居
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