踊れるスペースはあるのか?
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ずいぶん前に取り上げたことがありますけども、今年はデビュー20周年!
もっともっと盛り上がってほしいザ・コレクターズです。



左のジャケット写真をよーく見てください。

おぉ!
コレクターズの新譜なのに、メンバーと一緒に元ブルーハーツで元ハイロウズで現クロマニヨンズのマーシーが写ってるじゃない!

裏っ返すと元サニーデイ・サービスで現曽我部恵一の曽我部くんがコレクターズのメンバーと一緒に笑ってます。

歌詞カードを見ると、會田茂一、奥田民生、GOING UNDER GROUND、サンボマスター、スネオヘアー、堂島孝平、BEAT CRUSADERS、The Pillowsの面々が楽しげに登場しています。

そ、企画盤。

上にあげたアーティストが敬愛するコレクターズのために楽曲を書き下ろし(じゃないのもあるのかな?)、提供。それをコレクターズが演奏するという(曲つくった本人がそれぞれの曲で演奏でも参加!)、なかなか粋なスタイルのトリビュートアルバム。

企画だけで勝ったも同然なんだけど、またこれ曲がいいんです、みなさん。

そして、全ての曲を自分のものにしているコレクターズがまたスゴイ。

まさに捨て曲なし。

中でも出色はマーシーの『スタールースター』と曽我部恵一の『ぼくは花』じゃないでしょうか。

マーシーの曲はビートバンドにやたらと相性がいい。
それに、他の曲は完全にコレクターズが自身の新曲かのように演奏し、加藤ひさしに唄いこなされてるけれど(それはそれでいいんですよ、もちろん)、『スタールースター』はマーシーの匂いがばっちり残ってる(これはこれでいいんですよ、一粒で二度美味しい的な)。

『ぼくは花』は過剰にロマンティストな曽我部恵一の曲を過剰にロマンティストなコレクターズがやるので(“過剰に”ってこれ褒めてます、一応)、ものすごいことになっちゃってます。
毛穴から涙がでちゃう。

『THE ROCK’N ROLL CULTURE SCHOOL 〜ロック教室〜』、デビュー20周年に相応しい名盤の誕生です。



ところで、コレクターズって誰よ?な人のために。

87年、アルバム『僕はコレクター』でデビュー。いきなり名盤。
続く『虹色サーカス団』、『ぼくを苦悩させるさまざまな怪物たち』、『PICTURESQUE COLLECTORS' LAND』、『COLLECTOR NUMBER.5』と傑作を連発。
日本のモッズバンドといえば“コレクターズ”という地位を確立。
そして、大傑作『UFO CLUV』誕生(『Monday』と『世界を止めて』を聴け!)。
その後も『CANDYMAN』、『Free』と佳作をコンスタントに発表。
『MIGHTY BLOW』では10年選手とは思えないシンプルなロックンロールを聴かせ、節目の第10作はロマンティック大爆発の『HERE TODAY』。
以降も『BEAT SYMPHONIC』、『SUPERSONIC SUNRISE』、『GLITTER TUNE』、『夜明けと未来と未来のカタチ』と良質なポップ・ミュージックを生みだし続けている、偉大なバンド。


と、たまにはデータ的なことを羅列してお茶を濁してみる。

ま、とにかく一度聴いてみないことにはしょうがないでしょう。

そこで、最初の1枚は何がいいかというと、ずばり『Living Four Kicks 〜COMPLETE LIVE』ですね。
生粋のライブバンドでもあるコレクターズの魅力を堪能するには、やっぱりライブ盤だ!ということで。
選曲もベスト盤よりベストだし。

ディスク1の5曲目、『プ・ラ・モ・デ・ル』と『恋のカレイドスコープ』の前、加藤ひさしのとびきりクールでお洒落なMCにシビれてください。



『世界を止めて』 / THE COLLECTORS
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by clyde_8 | 2006-08-16 12:10 | 音楽
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