心の届かぬラヴ・レター
実はここんとこ忙しいんです。
忙しいといっても、寝る時間もないとか週末にボールを追いかける暇もないとか、そういう時間的に逼迫してる状況というわけではないんですけどね。
頭と、少しだけ心に余裕がないというか、要は頭を使うおシゴトが重なっていて(仕事なんてものは頭使うものだろうけど、今抱えてるのはより考えることが必要なおシゴト)、そうするとそれなりに時間も食うし、気持ちも不安定になるものだったりします、僕の場合。

そうすると、自分の時間を過ごす時には映画にしても音楽にしてもお気に入りのを繰り返しかけることが多くなるんですが、最近は読書に関してもその傾向があるのかもしれません。



そんなわけで、『風の歌を聴け』を読んでます。
とても落ち着きます。
簡素な文章なのに(だからこそかな)、とても素敵な空気感があり(空虚ではあるけれど)、何度も何度も読み返してしまいます。



そういえば、カフカ賞を獲った時、スポーツショップ日本人のOさんと村上春樹やその他の作家についてずいぶん話し込んだことがありました(といっても大した話はしていない)。
スパゲティを茹でて食べるだけのことを、なんて格好良くて洒落たふうに書くんだろう!と衝撃を受けたとかなんとか、そんな他愛のない話。
でも、この話はくだらないと同時に本質的でもあるような気がしてて、村上春樹がこれだけ多くの人に愛されるわけは(そして一握りの人に嫌悪されるわけは)、そういうところにあるんじゃないかな、なんて思った。



あと面白かったのは、Oさんは村上龍を全く評価していなくて、村上龍なんて読まずに大江健三郎を読むべきだなんて言ってたこと。
龍さん、相手が悪かったねぇ。。。



『Return To Sender』 / Elvis Presley
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by clyde_8 | 2006-06-08 16:49 | 読書
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