Need a little time to wake up
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さぁ、『GOAL!』公開です。

最高です。
誇張でもなんでもなく、泣いてしまいました。
どこで泣いたのか憶えてないんですが、何回か泣いてしまいました。
主人公がただピッチに立っただけのシーンとかで泣いてたような気がします。

この映画はサッカーファンならグッとくると思います。
特に、僕らのような自分のチームに対しては無闇に悲観的になったり相手チームに対しては根拠薄弱でも罵詈雑言が湯水のように溢れ出すシニカルな人種、そういわゆる“サポーター”(本場的には“ファン”ってやつですね)にとっては、暮らしの一部になっているサッカーの熱狂や、成長を見守る選手に対して抱く愛情なんかの心の熱い部分にがっしり入り込んでくるので、知らないうちに斜に構えてる自分が解きほぐされて、夢に突き進むサンティアゴ・ムネスの姿に心打たれること間違いなしです。



物語も映像も、ものすごい王道なつくりだななんて思ってたら、エグゼクティブ・プロデューサーがローレンス・ベンダーなんですね。
ローレンス・ベンダーといえば、クエンティン・タランティーノの監督作品全てのプロデュース、クエンティン・タランティーノ脚本作では『フロム・ダスク・ティル・ドーン』、あとスゴイと思うのはガス・ヴァン・サントに『グッド・ウィル・ハンティング』を撮らせたこと(当時、ガス・ヴァン・サントファンは少なからず驚いたものです。不安な気持ちを抱えて観て、そして死ぬほど感動したわけです)、他にも佳作を世に送り出している名プロデューサーです。

しかも監督ダニー・キャノン、撮影マイケル・バレットは『CSI:』シリーズのコンビです。『CSI:』大好きな僕としては嬉しい限りです。
あ、何度も言いますが『CSI:科学捜査班』主任のギル・グリッソムはFC東京監督ガーロに似てますから、お気をつけを。

脚本は全ての音楽ファン必見、魂の映画『ザ・コミットメンツ』のディック・クレメントとイアン・ラ・フレネのコンビです。ここでも熱狂です。
もがきながらぶつかりながら夢に向かって突き進む、どうやらそんな話は大得意のようです。
ニューカッスルのボンクラ10番ガバン・ハリスなんて最高のキャラクターじゃないですか。僕ああいう人大好きです。ガバン最高。
ロズみたいな彼女もキュート過ぎです。ずるい。
あんな彼女がいたら頑張るっちゅうねん。
あ、でもこれは好みの問題かもしれないですね。
僕の目にはとても魅力的に映りました。顔がリアルな可愛さってところがまたいいんですよ、きっと。



気になる試合シーンについても少し。
撮影技術も編集についても詳しいことはよくわかりませんが、相当にハイクオリティーなんだと思います。だってテレビ中継よりリアルだし、迫力あるんだもん(映像の質感という意味なので、試合展開とかテクニックはまた別の話)。カメラがね、相当選手をクローズアップしつつピントがバッチリ。
やっぱりすごいねハリウッドは。



そんなわけで、物語の起伏は起承転結があるように見えて、大して転ばずアガりまくりの超王道映画なので、アンチハリウッドな人にはお薦めできませんが(そもそもアンチハリウッドな人ってホントにいるんでしょうか)、それ以外の全ての人にオススメです(要するに全員だよ)。
ま、揚げ足とらずに細かい突っ込みなしで、軽い気持ちで観に行って下さい。



なんだか、サッカーの本質的な感動や純粋さを強く感じることができて、素晴しいサッカー映画だと思います。



『Morning Glory』 / OASIS
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by clyde_8 | 2006-05-29 19:19 | 映画/お芝居
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