Groooooooovin' high!!!!!!!
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初めてジャズと出会ったのは中学生の頃。

母親がやってたスナック(2005年で営業終了)の常連に音楽好きのおっさんがいて、ちょうどその頃、古いレコードプレーヤーを引っ張りだしてきて針を落とす快感に目覚めてた僕は何でもいいからレコードが欲しくて(当時の僕はCDショップはどこにあるかわかるけど、レコードはどこで売ってるのかよくわからなかった。。。というか絶滅してるものだと思ってた)、そのおっさんに聴かなくなったレコードちょうだい、とおねだりしてみた。

数日後、カウンターで洗い物していた僕の目の前に、どっさりとレコードが詰まった箱を置いておっさんはこう言った。
「あげることはでけへん。貸したる。好きなだけ聴いてみい」
濡れた手を拭きながら箱を覗く僕、「うわっ、めっちゃいっぱいありますやん」(なんやねん、くれへんのかい。と心の中で呟きながら)
その時、箱の中から一番最初に取り出したレコードがジミー・スミスの『ザ・キャット』だった。箱の中には30歳になった僕がいまでも愛聴しているチェット・ベイカーの『チェット・ベイカー・シングス』
もあった。
そのおっさんの顔は全く憶えてないけれど、僕がいまだに憧れ続ける“おっさんにカッコいい世界を教えてもらって、のめり込んでいく”ということを初めて感じたのがその時だった。

ただ、その時のおっさんの意図とは多分ずれただろうなと思うことは、ロックとヒップホップが好きだった中学生の僕がジャズを体系的に聴くなんてことはなく、どちらかというとロックミュージックなんかと同列に捉えていた感じがする。それはきっと、チェット・ベイカーのクールで不良な佇まいがロックンローラーに見えたからというのが大きな理由、かもしれない(耳で判断したというよりビジュアルでそう感じたというところがいかにも中学生らしい。。。)。

あれから十数年、大型レコード店に行ってもジャズのフロアに行く頻度はあまり多くはないけれど、それでも週に何回か聴くぐらいには好きで、そんな僕にとって一番気持ちいいのは今のところビ・バップのようです(なんと!このブログのタイトル『流星ビバップ Ver.青赤』の由来のひとつでもある!)。

ディジー・ガレスピーを聴くと、身体がノるんです。
足でリズムを刻み、腰あたりが揺れる感じ。

ビッグ・バンドの演奏に飽きてしまったミュージシャン達がハーレムのジャズクラブに集い、自分たちのために自分たちが気持ちいいと感じる演奏を繰り広げた、そんな背景を持つところもビ・バップが好きな理由です。

ジャズが踊るための音楽から聴くための音楽へと、その芸術的価値を高めるきっかけとなったとも言われるビ・バップですが、どうやらビ・バップでも踊れると感じる僕はあまり理解してないのかもしれませんけどね。。。



ま、いいじゃない。
楽しいんだから。



『Groovin’n High』 / Dizzy Gillespie
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by clyde_8 | 2006-01-17 14:58 | 音楽
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