しくじるなよ、ルーディ
ルーカスが僕らにお別れの言葉を残したようですね。
成田で。はっきりと。

So long ルーコン。

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12月14日、夜。
心に空いた穴、寂しさ悲しさを『THE3名様』最新刊や、おシゴトしてるフリで紛らす。早くゴハン食いに行こーよーとか言いながら。
気付けば19時過ぎ。
あ、トヨタカップ。そう言えばアモローゾ。
東京フロントが獲得を目指す外国人としては珍しく世界的ビッグネーム。

僕が初めてアモローゾを見たのは99年、国立競技場で。
ブラジル代表として来日した彼はしっかりゴールを決めた。国立競技場でサッカーするのが夢だった、ゴールを決めることが目標だった。そんなことを言ってたような記憶がある。
基本的にセンチメンタルな僕は、なんて泣かせるサッカー選手なんだ。なんてことを思った。

あれから6年。
セリエA得点王の看板の横にはブンデスリーガ得点王の看板が加わり、年齢的にもベテランの域に達した元セレソン、アモローゾ。
そういう選手を穫るということは、その選手を軸にチームを作るということで、東京らしくないけれど、それでも東京が穫るというのならそれは変革の時が来たということなのかもしれない。
なんてね。
少し大げさに考えつつ、オフィスの会議室で新戦力(の予定)アモローゾをチェックすることに。

あれ?
もう点入ってるよ。
あ、得点者アモローゾ。
テレビカメラは基本的にボールを追うせいで、アモローゾが良いのかどうかわからん。オフィスをふらふらして戻ってみると、1-1の同点に。
ちっ、見逃した。
だんだん試合にのめり込む。
ほどなくしてハーフタイム。いよいよ後半が楽しみだ、なんて思ってたら携帯に着信アリ。

「トヨタカップ行く?」
「行く行く」
渡りに船。

大急ぎで国立競技場に向かい、なんとか後半開始直後にスタジアム到着。
寒いけど、やっぱりサッカーは楽しい。

僕らが到着してから両チームは1点ずつ追加してる。
延長も観れるねー、このままいくと。嬉しいねー。なんてはしゃぎながらも、いやいやいや、きっとね、アモローゾが試合終盤で点穫るぜ。その時は、あいつが来年東京にくるんだよ、すごいでしょ。なんて言っちゃったりするんだろうな、なんて考えてる。
ふと、オーロラビジョンを見ると、スコアは3-2。
あれ?
3点入ってるよ、サンパウロ。
あ、得点者アモローゾ。

あはー。

青山門に着いた時に聞こえてた歓声はキミの今日2点目だったんだねえ。

結局アモローゾのすごさは堪能できず。
でもね、きっとすごいよね、アモローゾ。
試合観た人はわかると思うけど、なんか王様だったよね。
基本センターサークルあたりにいて、FWというより攻撃的MFの位置。
走り回ることはしないし、守備もあまりしない。
足技見せるでもないし、個人でいこうともしない。
別になんもしてない。
なのに、“いる”。
ゴールシーンは見てないけど、あれで2点穫ってるんだから点を穫ることがものすごい上手いんだろうなあ(もしかして、2点穫ったから流してただけ?)。

ま、なんもしてないというのは言い過ぎで、ボールをしっかりおさめてタメをつくり、シンプルにまわりを使って攻撃のリズムをつくってた。かな。

東京とアモローゾ、ハマったら劇的に強くなるかもなあ。
あのさ、ツットの時みたいに浦和に取られました。なんてゴメンだからね。



冬の夜のスタジアムは寒かったけど、それでも楽しくて。
サッカーとばか騒ぎと雑炊を堪能した夜でした。



『Rudie Can't Fail』 / The Clash
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by clyde_8 | 2005-12-15 21:12 | FC東京/サッカー/フットサル
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