彩花なんて可愛い名前なんだから生きなきゃ駄目だ。


「あやかちゃんを救う会」



僕の母親は大阪で水商売、スナックをやっている(今年で最後だけれど)。
天井には半端なミラーボールが輝き、カウンターとボックス席ひとつのこぢんまりした場末感たっぷりのローカルな店。
店のカウンターにはずいぶん前から募金箱がおいてある。
毎年、一年間かけていっぱいになる募金箱は「24時間テレビ」のチャリティ会場に持って行っている。
僕の母親の誇れるところは、そういうことを当たり前のようにやっていること。
彼女は息子に向かって、そういう行動の必要性や重要性を説明したり、一緒にやるように促したことは一度もない。
募金箱に気づき、気になった息子が質問して初めて、「あぁ、“愛は地球を救う”に持って行ってんねん、これ」と答えるだけ。
「どうしたん?急に」と聞くと、「何ゆうてんの、もう何年もやってるで。今ごろ気づいたん?」とさらり。
そのあとに、「あんたももうちょっとこういうこと考えなあかんよ」みたいなことは一言も言わない。なんでか?人から言われてやるもんじゃないからね、ということなのかな。その会話はそれで終わったから真意はよくわからない。



昨日新潟で、「あやかちゃんを救う会」の募金活動をしているアルビサポがいた。
小銭をじゃらり、と入れた僕にお礼の言葉をかけてくれる彼女。
ふと気づくと、お礼の言葉がたまにしか響いていない。
振り返って見ると、募金箱を素通りする人もけっこういる。
意外と入れないもんなんだな。
なんとなく感じる寂しさ。
場末のスナックのママならどう感じるんだろう?なんてことを考えた。



23日の時点で、あやかちゃんを救うための目標金額1億3000万円まで、あと1億円近く必要。ちょっとびっくりした。半分はいってるだろうと勝手に思い込んでいたから。
「あやかちゃんを救う会」はネットだけじゃなく、新聞やテレビでも取りあげられているからかなり浸透しているものだと思ってたけど、そういうわけではなさそうですね。



言ってみりゃあ、ただの募金好き。
いいことした!って感じで気持ちーじゃん。
同じサッカーファンとして。
人間として。
募金箱のカノジョ、カワイイ。
なんとなく、みんな入れてるから。
“あやか”っていい名前ダネ。

理由は何でもいいから小銭の御用意を。




「あやかちゃんを救う会」


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by clyde_8 | 2005-11-24 12:03 | 日々
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