あたたかく、優しく、愛おしい
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僕がやたらと何度も繰り返し観る映画のなかに『セイ・エニシング』、『ザ・エージェント』という2本の映画がある。
『ザ・エージェント』に関してはトム・クルーズ主演だし、いくつかの部門でアカデミーノミネートもされたので(助演男優賞ゲット)、それなりに有名だと思う。
『セイ・エニシング』はデビューして間もないジョン・キューザック主演の青春映画、というか恋愛映画、かな。20年前という微妙な古さの映画なので、有名なのかどうか判断しかねる。

僕はこの2本、心が折れそうな時や、逆に絶好調な時、死ぬほど好きな人のことを想う時、独りで寂しい時、新しい環境へトライする時、ホントにいろんな時になんとなく観ることが多いんだけど、観ると気分が落ち着きます。

とにかくいい映画なんです。

両方ともキャメロン・クロウという監督の作品です。
映画ファンにはビリー・ワイルダーファンとしても有名な人です。ワイルダー本人にインタビューした『ワイルダーならどうする?』という対話集も書いてるし。
そんなキャメロン・クロウの『セイ・エニシング』と『ザ・エージェント』、観たことない人はぜひ観てみて下さい。

それで、もし少しでも気に入ったら、キャメロン・クロウの新作『エリザベスタウン』も観に行くべきです。

好きな人となら、恋人でも友達でも家族でも仕事仲間でも、誰と観ても最高の気分になると思います。
物語については、特に何が起こるわけでもないけど、僕は大いに笑って、安らいで、切なくなって、奮い立たせられました。
観る時の心の状態や、パートナーによって、いろんな感じ方があるような気がします。

とにかく、観てほしい。

自分の身に起こったことじゃなければ嘘臭いな、なんて思うぐらい唐突な出会いや、朝まで何を話すでもなくずっと電話し続けてたりや、次の日お互いに仕事とか学校があるのに、なんとかして一緒にいようとして結局朝になっちゃってたりとか、程度の差こそあっても、そういうことって実は誰もが経験してることだったりするでしょ。

あの魔法みたいな感じって、何でもできそうな気になったり、やけにやる気でたり、嬉しくて楽しくてどうしょうもなくなったりしますよね。

『エリザベスタウン』を観ると、そういう気持ちがよみがえって、きっと自分のなかの愛を感じることができると思います。

いつまでも、いつまでもぎゅっと抱きしめていたくなるような、と思ってたらこっちが優しく包まれてたんだ。。。って気付く、そんな素晴らしい映画。



あとね、キャメロン・クロウ作品は音楽ファンにもオススメ。
キャメロン・クロウ自身が10代の頃から音楽ライターをしていたぐらいなので(まさに『あの頃ペニー・レインと』です)、選曲のセンスが最高なんです。彼の映画のスコアは奥さんが担当してるしね。
ラブ、ってやつですね。



余談。
『ザ・エージェント』の時、キャメロン・クロウはトム・クルーズに『アパートの鍵貸します』のジャック・レモンを参考にするようアドバイスしたそうだけど、今回もオーランド・ブルームに同じようなことを言った模様。
よっぽど好きなんだネ。。。

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by clyde_8 | 2005-11-21 18:17 | 映画/お芝居
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