こういう世界に住みたいな。すぐ死んじゃうだろーけど。。。
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終わっちまう前に観ないと!というわけで、『シン・シティ』観てきました。

大好きです。
この映画。

過剰にバイオレンスで、どぎついユーモアがあって、センチメンタルで、グラフィカルで、スピーディで、それよりも何よりも、“愛”を描いてるってのがとっても好き。

暴力的なとこやテンポが速い、というか目まぐるしいとこなんかは好みがハッキリわかれると思うし、アメコミ(グラフィック・ノベルズというらしい)ものということで敬遠する人も多いと思うけど、これは劇場で観ないともったいないです。

『シン・シティ』はチャンドラー的(実際エピソード1のタイトルが『長いお別れ』へのオマージュだ)、それどころかヘミングウェイ的と言ってもいいぐらい浸らせてくれる世界観を持ってます。
詩情溢れるハード・ボイルドが好きな人は熱狂すること間違いなし。

映像もスゴイ。
こう撮ったああ撮ったという専門的なことはよくわからないですが、映画撮影の技術的にはかなり斬新(らしいよ、どうやら)で、PV出身やCM出身の中途半端な“映像派”監督の作品なんか霞んじゃいます(あぁ、怒られる!)。
それと、構図が素晴らしくカッコ良い!
少なからず、“絵づくり”というものを日常的に考えてる(これでも考えてるんだよ)自分にとってはとても刺激になり、参考になるシーンの連続でした。

もひとつスゴイのはキャスト!
ほとんど全員スゴイんだけど、そんななかでもミッキー・ロークとイライジャ・ウッドには腰ぬかす。
連れはベニチオはあの役でいいのか?なんて言ってたけど(確かにヤなやつだった)、やっぱり誰が見てもフロド様の鬼畜っぷりが驚きだと思う。
最近出まくりジェシカ(この人、デビッド・マメットのもとで演技を学んだんだって!それだけでファンだよ、オレはもう)となんか疼かせる(何をだよ!?)ブリタニーとジェイミー・キングの3人のファム・ファタールっぷりも素敵でした。



というわけで、アメコミ臭を漂わせてはいるものの、実はウェルメイドなフィルム・ノワール、『シン・シティ』。
役者で映画観る人も、映画的技法で映画観る人も、物語で映画観る人も、ただ面白ければイイって人もみんな楽しめると思います。
派手にプロモーションしてるわりにはあまりヒットしてないようで、上映ももうすぐ終わっちゃいそうなので、さっさと観に行きましょう。



観た人全てにきいてみたいこと。
『シン・シティ』の住人、誰が好き?

僕はジョシュ扮するザ・マンのろくでなしさが最高に好きです。
ああなりたいとさえ思う。(←超問題発言)



↓ほらごらん、これがあの猫パンチの使い手ミッキー・ロークだよ。
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by clyde_8 | 2005-11-07 20:51 | 映画/お芝居
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