メトロポリタン・ラブ・アフェアー
とても若い頃(この“とても”ってのはポイントだぜ)、レンタルビデオ屋でバイトをして映画を観る、というのが中心の生活をしてたことがあります。
ホントに他にやることといえば、彼女とデートっつってもCD買いに行くとか、ライブに行くとかで、美大を目指してたわりにろくに絵も描かず。。。
ビデオに囲まれてるだけで、楽しかったんです。
はい、暗い。

そのビデオ屋で僕は店長に頼み込んで自分のコーナーを持たせてもらってました。
恐れ多くも新作の棚の横に!
ホドロフスキー特集とか、ヨーロッパのSF特集とかやるわけです、手作りのPOPを作って。ね?腹立つでしょ?いけすかないでしょ?いいんです若いから。
その記念すべき第1回目の特集はロードムービー特集!
ラインナップは忘れちゃったけど、でもまあ『テルマ&ルイーズ』とか、『ダウン・バイ・ロー』とかわりとマトモなやつだったと思う。
目玉は『マイ・プライベート・アイダホ』。
だからその時のPOPはリバー・フェニックスとキアヌ・リーブスのモノクロ写真を使ったんです。すげーかっこいい写真だったんだよ。
その写真撮ったのがブルース・ウェバー。
とても好きな写真家の1人です。


あれから10年。
先週の土曜日ブルース・ウェバー展でその写真を発見。
チクショー、最高だ。欲しい(いや、売ってはなかったけどさ)。
人撮ったらキングだよ。
演出や演技みたいなつくり込みを明らかに感じるんだけど、それが嫌味じゃなくナチュラルなんです。とかなんとか言って。
あれこれ書いてもしょーがないので、とにかく観て下さい。写真に興味がなかったり、ブルース・ウェバーの写真を意識したことない人は特に。
展覧会はもう終わってしまったけど、洋書屋行けば山ほどあるから。
本当は印刷じゃなくてプリントのほうがイイけどネ(サッカーと一緒だよ!何で観てもいいもんはいいけど、より魅力を感じれるカタチというものがあるもんです、どんなものにでも)。
ブルース・ウェバー展はコンパクトで(これ大事!コンパクトなほうがいいぞ、美術展とかは)楽しい展覧会でした。

でもよ、納得いかないことがひとつ。グッズショップでTシャツを買うつもりでいたんですが、高い!3万とか2万とかのが平気であるし、ざっと見たところ一番安いので1万5千円!!!!!!
あほか、と。
少しだけ悩んでフツーに諦めました。
連れは無責任にも買っちゃえばなんつってたけど。
そーゆうの高いからってケチるとケチな人間になるよ、的な囁きも聞こえたな。理屈になってないところが悪魔的だぞ、キミ。

ショップの隣に展示されてた、客の犬のスナップ写真はほぼ素通りでした。
しょーもないことすんな。

映画は観に行くかどうか考え中。だって犬だし。。。


ブルース・ウェバー展を後にして、お次はスパイラルへ。
take art collection 2005 美術百貨店に。普段はまったく会えないけど、出会ってから10年以上、大好きな友人が作品を出品していたので。
こっちももう終わっちゃったけど、HPでまだやってます、買えます。
というか出品アーティストがすごい面子です。
マイフレンド、パラモデルはここに。
一緒に絵を描いてた時から“アート”を感じさせる人だったけど(僕は小手先系。ってダメじゃんそれ)、やっぱりオモロいこと考えるなー、と感心。
彼は僕にいろいろと音楽を教えてくれたマスターでもある。

こんなふうに、友人が肩の力ぬいて、でもバシッとやってると嬉しいです。
次の日ガンバ戦だったので気合いが入りました(ん?なんかおかしいぞ、オレ)。
とりあえず感想メールを送る。あと、売れてたよ1つ、という報告も。

スパイラルの後、ちょっと休憩したロータスでもブルース・ウェバーの作品が飾られていました。
ロータスのああいう企画は大好きです。
あと、店員の振る舞いが元気でスマートなとこがかなり好き(僕、水商売の息子なもので、接客態度にはちょっとうるさい)。


余談(と見せかけて本題)。
ブルース・ウェバーとパラモデルが目的の1日だったわけですが、なんと!思わぬところで昔の恋に再会しました。
(↑ってエエカッコして書くな、恥ずかしい)
take art collection 2005 美術百貨店に出品されてる作品を順に観ていた後半、出品作家の中に懐かしい名前が。
僕が絵の勉強を始めた頃に好きになったコの名前。さらっと書かれてるプロフィールだったけど、はっきりと本人とわかる。
気の強い小さな嵐みたいな人だったなあ。
僕は意外と穏やかなので(異論を唱える人も多いだろーけど、我慢しろ!今日だけは)、彼女とはまったくうまくいかなかったんですけどね。。。
絵を描くことが本当に好きな素敵な女性でした。
いまでも絵を描いてるんだなぁ、まだ目つき悪いのかなぁ、なんて考えて嬉しくなっちゃいました。
よし、オレも頑張るぞー、と。
次の日ガンバ戦だったので気合いが入りました(ん?やっぱおかしいぞ私)。



『強い気持ち・強い愛』 / 小沢健二
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by clyde_8 | 2005-10-31 22:34 | 芸術/デザイン/その他
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