夏が来るたび
僕は夏生れです。
だからというわけではないけれど夏ってホントに好きで、夏のディテールはそのほとんどが好き。
Tシャツ、梅雨、花火、海、アイス、登校日、プールの日、夏期講習、エトセトラエトセトラ。。。

登校日には寝坊した記憶がない。
登校日って好きなコに会える、学校なのに授業がない、映画とかアニメが観れる。

小学校の頃、登校日に体育館で観た戦争のアニメ(『対馬丸』とかそんなふうな名前だった)、水筒の中の凍らせた麦茶が溶けるのを待ちながら図書室で読んだ『はだしのゲン』、そういえば『TOMORROW 明日』って映画も観たな。

正直言って、自分が住んでる国の話だなんて実感は湧かなかった。
それでも、悲惨さ悲しさは心を疼かせた。
何度も観ても何度読んでも、いややなあ。最悪やなあ。という感想。
戦争になったらいややなあ。ただただそう思った。

われながら、貧弱な感想だと思う。でもそれでいいんだ、とも思う。
うまく説明できないけど、いややなあ。最悪やなあ。戦争になったらいややなあ。と強く思うこと。
そんな単純なことじゃないのはわかってるけれど。。。



今年の夏、誕生日に友人からマンガが送られてきた。

彼は僕にスタジアムの楽しさを教えてくれた奴で、今はなかなか会えないけれど、ジュビロファンの彼は東京が調子悪く(そう、要するにだいたいいつもだ)、磐田が調子良い時(そう、要するにだいたいいつもだよ)や、面白いマンガや映画を見つけた時なんかにはたまにメールをくれる。
しょうもない、けどちょっと頬が緩むような内容の。

そんな彼から送られてきたのは、『夕凪の街 桜の国』。
こうの史代という漫画家が“ヒロシマ”を題材にして描いた作品。
強く、強く、心打つ、つき刺さるマンガだった。
何回か読んだけど、何回読んでも悲しくて、いややなあ。最悪やなあ。戦争になったらいややなあ。と思った。

とにかく読んでみて下さい。

彼はどう思ってこのマンガを送ってきたのだろう?
いつかきいてみようと思う。



何年か前、camoと2人でバスツアーで広島に遠征に行った時(広島はその年にJ2に落ちた。なのに僕らは負けた。。。)、僕は珍しいことに生まれて初めての広島だったので、原爆ドームを見たいと思い、近くまで行った。
少し離れたところから見たその姿は想像よりも小さくて、なぜだか見る気が失せて、結局それ以上近寄らずに、お好み焼きを食べに行った。

ものすごい後悔してる。

来年、行けるかな。



『人力飛行機』 / ソウル・フラワー・ユニオン
[PR]
by clyde_8 | 2005-10-18 23:21 | マンガ
<< Immaterial White エキセントリックな小西真奈美が... >>