エキセントリックな小西真奈美が見どころ
『うつつ』を観た。

とりたてて、イイ!というほどの映画ではないけれど、金返せ!的などうしようもない映画ではなかったです。

佐藤浩市さん見たさと、愛を描いた映画が観たくてレンタルしたんですが(サスペンスの棚に置いてあるし、愛の映画かというとそうでもなく、勝手に僕が交換不倫をモチーフにした恋愛映画だと決めつけてただけ)、細かいこと気にしなければ退屈することなく、さらっと観れる映画でした。

そんな当たり障りない映画をなんでわざわざここに書くかというと、佐藤浩市と宮沢りえがもう鳥肌もんだから。

演技がね、素晴らしい、と思う。

ま、演技について細かいことはわからないので、感覚的にスゴイ、と思ったわけですが、例えば、佐藤浩市のふとした日常会話、とくに取り立てて問題のない平凡なサラリーマンであり、夫である男の空気感が、ああ、いるな、これ。
宮沢りえ演じるセックスシーン、身体が映るわけでもないし、しつこく喘ぎ声をあげるわけでもないのに、官能的。他の女優さんがかわいそうだね。

すっかり引き込まれて、普段はかなり面白かったと感じた映画しかメイキングとかは見ないんだけど、見てしまいました。

そんで、納得。

撮影現場での佐藤浩市と宮沢りえ、2人が持つ雰囲気が特別な役者だということを物語ってました。

宮沢りえの余裕と愛嬌は、特にファンでもない僕でさえ心から素敵な女性だなーと思ったし、佇まいが“女優”なんです。

佐藤浩市がメイキングを追ってるカメラに向かってふざけるシーン、「スタッフも役者もこき使われてます、予算無いとツラいよ」とかなんとか、その直後テンションの高いシーンへのキュー、豹変。おお、これはスゴイ。

役者って素晴らしい。

あ、結局恋愛映画が観たいという欲求は解消されず。
なんかオススメないですか?
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by clyde_8 | 2005-10-18 12:13 | 映画/お芝居
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