少しの力でも
ハリケーン・カトリーナの再上陸から一週間ほど経ちました。

僕はどこでどんな生活を送っていようとも、世界が(それは結局自分達の世界なんだ)抱える問題に対して無関心や無知であるべきではないと思っているので、ごく稀に出会う無関心な人間には辟易してしまう。
もちろん、何かの問題に対して知り、考えることが直接誰かを救ったり困難を解決するなんてふうに、そこまでは思ってない。大きな力を持たない一人の人間が考えることなんて、ものすごく間接的かもしれない、実感なんて全く湧かないぐらい遠回りかもしれない、それでも、そんなごくごくささやかなことには大きな意義があると信じてる。

そんなふうに思っていても、今アメリカで起こっていることはどう考えていいのかわからない。
死者数千人(一万人に及ぶ可能性があるらしい)というのは強烈で、辛くて、ただただ混乱するばかりです。

「メキシコ湾岸全体が、想像もできないような最悪の兵器によって消されたようだ」というブッシュ大統領のコメントから相当な状況が想像できるけれど、日を追うごとに状況は悪化していっている。
略奪の話題なんかが多く伝えられてますが、混乱から生まれた略奪以外にも問題は次々と起こっているようで、個人的にショックだったのは被災後の異様な混乱状況の心労で数百人の警察官が職場放棄し、数人の警官や消防士があまりの悲惨さに絶望して自殺してしまったこと。もちろん警察官の行動にショックを受けたのではなく、被災地が人間をそこまで追い込む状況になっているということを痛感したからです。それから、食料や水がないことから脱水症状に陥っている人がかなりいて、堪えきれずに汚水を口にして赤痢が発生している地域もあるというニュースにもやりきれなさを感じます。

加えて、国内外で起こる政府へのバッシングや人種問題を指摘する声。そういうことが無意味なこととは思わない。けど、今は力をあわせて頑張ってほしい。

ショーン・ペンが自分のボートで救助に向かって失敗したことがニュースになっていた。ボートに穴が空いていたらしい。その上、ボートにはショーン・ペンの取り巻きが大勢いて、人を乗せるスペースがなかったことから偽善的なアピールのための行動だったんじゃないか、という指摘がされている。
別に良いじゃない。
ショーン・ペンの動機がなんだったにせよ、ショーン・ペンの行動で自分にも何かができるんじゃないか?(もしくは、自分なら失敗せずに何かができるんじゃないか?)と感じた人はいると思う。
それだけでも、ショーン・ペンの行動には大きな意義があったんだから。

ショーン・ペンのように、助けたいと思っている人は世界中にたくさんいるから、ルイジアナ州とミシシッピ州には挫けないでほしい。

とにかく頑張ってほしい。

今は、ようやく食料配給や避難先の体勢が整いつつあるということで、少しずつ落ち着きを取り戻しているようです。
とはいえ、復旧作業や避難生活はかなりの長期になるらしいです。

一日も早く元の生活に戻れることを願って。

僕個人が自分の暮らしの中でできること、ハリケーン被害救済でYahoo!検索。

お釣をそのまま募金箱に入れるとなんとなくカッコいい、気持ちいい。
カッコいい(ような気がする)Tシャツを着てるだけで問題意識がアピールできる。
数百円でシリコンゴムのバンド(しかも流行りの)が手に入る。

そんなどうでもいい理由でいいんだよ。
100円は100円なんだから。
それで助かる人はたくさんいる。
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by clyde_8 | 2005-09-06 13:21 | 日々
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