ハッピー!ハッピーバースディ パーティー
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“加藤ひさし50歳記念バースデー・ライブ”に行ってきました。
とってもいいライブだったなぁ。

コレクターズはここ数年、年間5〜7本ぐらい行っているので、いつものあれ聴きに行くかってなもんで、出かける時には特別な感じもなくて、自転車でふらふら、手ぶらで行くのだけれども(わりといつも手ぶらだけどね。あのね、ライブ会場でカバン持つ人、あれやめなさい。格好悪い。手ぶらで行ってみ、楽しいから)、この日は1曲目からじーんときた。加藤さん&コータローだけでまず2曲っていうのが泣かせる。
ライブは濃密な3時間(!)、わりと序盤で加藤さん、おれはThe Whoが好きなんだ歌わせろと叫び(叫んではないけども)、『I Can't Explain』と『The Kids Are Alright』。50歳の歌う『The Kids Are Alright』で会場爆発。自分も50歳になっても好きなことで飯が食える人間になるぞと勇気をもらった怒濤の30曲でした。

後日、ポッドキャストで明かされたのが、28曲の予定が急遽30曲になったこの日のライブ、興が乗って歌いたくなっちゃった曲が2曲あったとのこと。歌いたくなった2曲がどの曲かは知らないけれども、1曲はきっと『世界を止めて』だったんだろうなと思う。演奏前に一瞬間がありメンバー集めて「いい?いける?」(←もちろん想像)みたいなことひそひそ話してたしね。

『世界を止めて』は良くも悪くもコレクターズの“その後”を決めてしまった曲で、ある時期には加藤さんを苦しめ、コレクターズの足枷となってしまったこともある曲だというのは、ドキュメンタリーでも本人によって語られている通り。この複雑な思いが垢のようにこびりついてしまった、だけれど、どこまでもスウィートなラブソングを“歌いたくなった”というのは、加藤ひさしというミュージシャンにとって、『世界を止めて』がやっぱり特別な1曲だということの証明なんだろうと思う。そしてそのことと、その抑えきれない衝動を目の前で見られて本当に良かった。隣でacoが泣いてたので自分の涙はひいちゃったけどもね。

世界を止めて、明日を遠くしてと心から思った夜でした。



『ハッピー!ハッピーバースディ パーティー』 / THE COLLECTORS
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by clyde_8 | 2010-11-26 14:13 | 音楽
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