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10/30、土曜日、Jリーグ第28節、清水戦、アウトソーシングスタジアム日本平。

恵比寿THE FooTNiKにて。
試合前、普段はあまり飲まないメリケンのビールを片手に店内観察。遠方アウェイの試合になるとFooTNiKで見かけるおなじみの顔がちらほら。見覚えは無いけれど、お尻からはドロンパストラップが垂れている人や(実は一気に浸透しましたよね、あのストラップ。けっこうなヒット商品な気がします)、なんとなく青いものを身に着けている人や、会話の端々に“ヨネ”なる単語が散りばめられている人たちを含めると8割強が東京ファナティック。頑張って清水グッズを携えてる人は2割弱。私の前には清水ファンのカップル。御愁傷様。よりによって私の前に座るとは。居心地の悪い90分間(とハーフタイムとロスタイム)にして差し上げよう。と、ここでふと気づく、いつも同じ席に座っているのは自分だけだ!いつも同じ席に座っている職業不詳のあの人、これってなんか謎の過去を持つ常連の飲んだくれのようでカッコいい。と、ただ“いつも通り”を好むだけの小市民な習性を良いように解釈してみる。



試合開始前のFooTNiKでは、英国方面のロックがかかっています。そりゃあ、まあ、英国パブスタイルだからなんだけど、ライブハウスでのライブ前のDJプレイ中みたいなそわそわした高揚感があってけっこう好き。あ、アークティックだ、お、スミスだ、お、オーシャン・カラー・シーンだ、ん、これ誰だろう?なんて具合に、拙いリズム感を駆使して音楽を楽しむ。FooTNiKではいつもかかっている気がするカサビアンの『L.S.F. (Lost Souls Forever)』がこの日も流れる。この曲格好良い。ヴァースの韻を踏みつつゆらゆら進んでいく感じがなんともフットボールっぽい(もちろん私見)。そしてサビ、『頼むぜ 俺たちには後がない 〜中略〜 お前次第で俺たちは皆殺しだ』って、、、俺らのこと言ってんのか!?縁起でもないッ!スピーカーに向かって眼で毒づく謎の常連客、西島。



実況八塚さんの「試合開始前スタジアムに列をなして向かうFC東京サポーターの姿になにか胸が熱くなりましたね〜」(←うろ覚え)に危うく涙。
キックオフ。
7番!米本!!ヨネ!!!え?浅利?あぁ、いたねそーゆう人、ってトップフォームの浅利が霞むぐらいにボールをカットし奪いまくる米本。猟犬のようだ。今野が二人いるみたいだ。昔どっかで聞いたような気がする「右に左に明神です」という名実況があったけれど、まさしく「右に左に米本です。そして米本です。あ、また米本です」でした。その勇姿に試合中なのに、スコア動いていないのに、泣き出す客。いやわかるぞ、その気持ち。同じく泣きそうだ。だけど、私は目の前の清水ファンのカップルに圧力を与える立場、涙を見せるわけにはいかない。(←誰にも頼まれていない極秘任務、勝手に遂行)ヨネの超人的な守備力のおかげで躍動する羽生、ナオ、梶山。平山、大黒のツートップも水を得た魚とばかりに雨のピッチを縦横無尽、清水陣地を蹂躙。会心の勝利でした。ひとりの選手の帰還でこうも強くなるもんなのかと、あきれる程感心。
加えて、先週僕がなんとなく腐した選手が揃って活躍。僕の見る目の無さを証明。



タイムアップ。
大前とやらのゴールを東京土産にいそいそと帰る清水ファンのカップル。
インタビュー受ける大熊監督の声ガラガラ。ここで思い出す、あの人。そう、城福さん。城福さんも声嗄らして勝利監督インタビューを受ける人だった。あぁ、ついに涙。
やっと本当にスタートラインに立った気がする2010シーズン(遅っ!)。
お楽しみはこれからだ。



いつも記事のタイトルは、自分で考えてしょうもないものになったり、恥ずかしいものになったりするのが嫌なので、古今東西、新旧様々な曲のタイトルを引用させてもらってますが(まあ、なかば無理矢理なので、内容とずれてることも多々ありますけども)、この日はカサビアン『L.S.F. (Lost Souls Forever)』じゃなくて本当によかった。
この日は、そう『7』。他には考えられない。



『7』 / Prince & The New Power Generation
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by clyde_8 | 2010-11-02 13:20 | FC東京/サッカー/フットサル
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