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少しの間東京を離れていました。といっても、数日前に戻ってきてサッカーやフットサルやデザインの日々は再開していますが。
人里離れる、というのは簡単そうでいて実はなかなか得難い時間で、その時間の中での自分は、いろんな事に思いめぐらせているような気もするし、ほとんどの事をさらりと忘れ去ってただぼんやりと欲望と向き合っているような気もする不思議な状態。

携帯も時刻表替わりにしか使わず、テレビもDVDも電子な呼び出し音も玄関のチャイムも知らない人のざわめきも聞こえない場所で、ほぼ誰とも連絡を取らずに、ゆっくりと音楽を聴いて過ごす。

ユニコーン、奥田民生、エレファントカシマシ、ASIAN KUNG-FU GENERATION、小沢健二、THE COLLECTORS、サニーデイ・サービス、FreeTEMPO、ザ・クロマニヨンズ、Natural Calamity、Daft Punk、Michael Jackson、Laura Izibor、Carole King、Eric Clapton、Belle & Sebastian、Jack Johnson、Jason Mraz、Nirvana、Violent Femmes、The Who、The Clash、The Verve、Kip Hanrahan、Bill Evans Trio、友人が編んでくれた『kicks on Route66』というコンピレーション。

なんとなく憶えてるだけでもこんなにたくさんの音楽を聴いた。
窓を流れる見慣れない風景を眺めながら、海の見える風呂に浸かりながら、蚊取り線香の匂いと一緒に畳に寝そべって、闇に染まる森と灯りに群がる虫たちの隣で、たまにしか吹いてこない風を感じながら音楽を聴いた。

完全に開いた状態。

というわけでいまは高性能スポンジのように(そんなものがあるのかどうか知らないけれど)いろいろ吸収できる気がする。ぎゅっと絞ったら全部出ていっちゃうんだけれども。

というようなことを考える梅雨入り前の晩春。



『風』 / ユニコーン
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by clyde_8 | 2010-05-26 15:14 | 日々
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