二人だけ
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1月某日、少し遅めの目覚め、若干無理矢理付き合ってもらい、赤坂デート。
会社員時代によく通った赤坂一点張 で昼はん。ケミカル・ブラザーズも大好きな一点張、懐かしいなあ。こういう普通のラーメン、いいね。格好良く言うとオーセンティックな味噌ラーメン。初めて連れて行ってくれたのは僕のデザインの師匠でした。なんとなく感慨深げ。

にんにくの臭いまき散らしながら赤坂サカスへ。赤坂サカス!何というか、こういう場所の似合わない二人が昼間からけっこうしっかりと見て回る。無いだろうなという予感を抱えて友人の誕生日プレゼントを探したり、スケートリンクを横目にあても無く歩いてみたり、しばらくするとどう過ごしていいかわからない心の迷子に。。。って、こういうことも楽しめるようになったのだ、二人でいると。

昼下がり、夕暮れ前、赤坂アクトシアターへ。いよいよ始まった『TALK LIKE SINGING』日本公演。
三谷さん新作、しかも『オケピ!』以来のミュージカル(まぁ、自分はそれほど熱心なミュージカルファンではないけれど)、出演/香取慎吾、川平慈英、堀内敬子、新納慎也、音楽監督/小西康陽、なんかもの凄く期待してしまうキャストと音楽。

まずロビーの雰囲気にびっくり。なんとなく想像していたけれど、そうは言っても三谷幸喜の芝居だしなあ、大丈夫だろうと思っていたら全然そんなことなかった。ジャニーズファンというのはやっぱり凄いですね。ロビーの至る所で写真を撮りつつわいわいがやがやとテンション高い女性たち。お花の宛名“香取慎吾様”や木村拓哉の広告でさえ写真に収めるその心意気。その異様な活気に引きまくる僕ら。特にacchiは居心地悪さ爆発。
まあ、それはまた別の話。

『TALK LIKE SINGING』、楽しかったなぁ。音楽はピチカート・ファイブって感じで、懐かしい気分だし。構成はわりとミュージカルっぽい感じもあり、(なんかちょっと乱暴な言い方だけど)『オケピ!』同様ミュージカルを壊しにかかってるところもあり、日本語と英語を駆使した細かいアイデア盛りだくさんで、キャスト4人というミュージカルにしては少ないカンパニーですが、みなさん芸達者で存分に笑わせてくれます。特に川平慈英さん。香取慎吾さんありきの『TALK LIKE SINGING』ということはいろんなところで言われてるようですが、川平慈英さんが真の主役って感じ。川平慈英さんの踊り、歌、クライマックスに見せる一芸、凄いの一言です。必見です。ピッチサイドで興奮してるだけの人じゃないんですよ。
とっても楽しいひと時でした。

いつだったか、三谷さんが自分の書く芝居のことを、駅に着く頃には内容なんて忘れちゃってるけれど、楽しかったなあ、という気持ちは持って帰れるようなものと言っていたように、まさにそんなお芝居。



この日はいっさい仕事もせずに、太陽で起きて、のんびり出かけて、楽しいお芝居を観て、夕食前に友人への誕生日プレゼントや結婚祝いを買うこともできたし、パーフェクトな一日。
二人だけの一日。



『二人だけ』 / CAROL
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by clyde_8 | 2010-02-08 13:05 | 映画/お芝居
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