ラム酒、愛、そして鞭の響き
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11月某日、『海を行く者』をPARCO劇場で。

酒を愛する兄と酒に溺れた過去を持つ弟、彼らの友人ふたり、もちろん彼らも酒を愛している、そして見知らぬ“身なりの良い”男。5人の男がクリスマスの夜にポーカーを始める。そこには文字通り、“魂”が賭けられていた。

みたいな話。

素晴らしかった。
本当に些細なことでも輝いて見える生活、少しの愛情でもそれが大きな救いになるような人生。こう書くと若干不幸なニュアンスを感じるけれど、そうではなくて。多分どんな人生でも、楽しいし辛いし苦しいし面白いと思う。そのなかで、よりいっそうの、もしくはあと少しの喜びや輝きや安らぎや救いを見つけたり感じたりするのに必要なことは、愛と想像力だと思った。あらためて考えると当たり前のそんなこと。僕はそういうことを忘れがちな人間なので、日々いろんな刺激を求めて芸術に触れて人と関わって、当たり前のことを思い出させてもらっている。
素晴らしいお芝居でした。

マーティン・マクドナーの翻訳劇が好きなので、彼と同世代の出身地から推測するとよりアイルランドの血が濃いであろうコナー・マクファーソン作ということで観に行ってきたんですが、相当にアイルランドの香りが漂っていました。行ったことないから知らないけど。
ポーグス好きな日本人って結構な数いると思ったことないですか?特に僕と同世代の人。60年代後半〜70年代生まれぐらいのあなた。「ポーグス、俺も好き」、「あたいもポーグス好きよ」なんて会話をこれまでに何回もしてきてません?僕は何回もしてきてる。そして、『ザ・コミットメンツ』、あの映画も好きな人結構いませんか?もちろん僕も大好き。なんかアイルランド的なものって日本人の好みなんじゃないだろーか。だから、アイルランド演劇にもぐっとくるんじゃないだろーか。きっとそうだ。これ研究してる人いるなってふと思ったけど、調べ方がわからないので、今度誰かとお酒(もちろんアイリッシュコーヒー)飲みながら、語ってみよう。(←選ばれた人は迷惑ですね)



『Navigator』 / The Pogues
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by clyde_8 | 2009-12-01 23:28 | 映画/お芝居
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